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木地人形(きじにんぎょう出雲市大社町

木地人形の写真

 宮城県鳴子町の伝統こけし工人である岡崎才吉・仁治に師事した松谷伸吉が、昭和60年より大社町にて創作を始める。作品はいずれも、東北地方の伝統工芸である「こけし」のロクロ技法が取り入れられ、その種類は「恵比寿大黒」や「大国主命と須勢理姫」といった出雲神話にちなんだものが主となっている。他にも木地雛や五月人形など飾り物として県内外で人気が高い。材料は、木目が美しい欅や白くて粘りのあるミズキ、白くて硬いアオハダなどで、どれも島根県でとれる木材を使っている。製作は全てが手作業。熟練の人形工人が木工ロクロで形成した人形に墨や染料で絵付けすると、美しい木地人形が誕生する。

 

【製造過程】水取り→荒けずり→ロクロ仕上げ→絵付け
【主な製品】恵比寿大黒・出雲阿国・巫女人形・木地雛
【製造事業者】
■松伸吉(平成13(2001)年1月5日指定)
〒699-0733出雲市大社町菱根655-1TEL0853-53-4080
「吉や(きちや)」ホームページ:http://www.kichiya.jp/(外部サイト)

 

 

 

 

 

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