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ケヤキ挽物細工(けやきひきものざいく出雲市

ケヤキ挽物細工写真
 挽物細工は出雲地方に古くから伝わる工芸品である。回転する木材に正面からカンナを
 あてて削る技法と漆加工方法により、茶道具や茶盆、茶托、菓子器等の製品が生まれる。
 ケヤキ材の挽物細工は「原木の選定」「乾燥」「木取り」「荒削り・仕上げ加工」「磨き」「漆仕上
 げ」など、いくつかの工程を経て製品となる。特に難しいのは「製品の木目の出し方」「足踏みロ
クロの使い方」「材質の硬軟によるカンナのあて方」「製品の磨き方」で、長年の鍛練がものをい
う。原木の厳選と丁寧な仕上げにより、熱や水にも強く、使い込むほどに光沢をます逸品がで
きあがる。今、伝統の技術をふまえた現代的なデザインも増えている。
【製造過程】木取り→荒削り→人工乾燥→挽き物加工→磨き→拭添加工
【主な製品】茶道具類・木盆・黒柿製品
【製造事業者】
■森登(平成元(1989)年2月1日指※平成21年(2009)年3月10日指定変更)
〒693-0011出雲市大津町714-3TEL0853-21-3983
「森山ロクロ工作所」紹介ページ(「出雲の手しごとマップ」より):http://izumo-teshigoto.jp/m/m_10.html(外部サイト)
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