雲州そろばん(うんしゅうそろばん)奥出雲町
天保元年(1830年)頃、亀嵩の大工・村上吉五郎を祖とし、梅の木の芯を珠に、芯竹はスス竹、枠は樫の木を使い作られたのが始まり。現在は、黒檀、ツゲ、カバなどを使用。そろばんの命ともいえるのは、何といっても珠である。珠運びが良く冴えた高い音のするものが良いそろばんとされていることから、雲州そろばんでは特に、珠、そして軸となる芯竹の仕上げに細心の注意を払っている。高級そろばんになると、より厳選された材料、より熟練された名工の腕と勘が駆使され入念につくりあげられる。堅牢で使い易く全国に知られている雲州そろばんは、昭和60年、国の伝統的工芸品に指定されている。横田町(現在の奥出雲町)からタイにそろばんの講師を派遣したのがきっかけとなり、タイ王国において珠算が盛んに行われるようになるなど、広く世界にそろばんを広めて行こうという活動も展開されつつある。
【製造過程】乾燥→珠作り→軸作り→枠作り→組み立て
【主な製品】そろばん
【製造事業者】
■雲州算盤協同組合(昭和57(1982)年3月31日指定)
〒699-1832仁多郡奥出雲町横田992-2TEL0854-52-0369
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「雲州そろばん協業組合」HP:http://unsyusoroban.com/(外部サイト)
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