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雲州忠善刃物(うんしゅうちゅうぜんはもの奥出雲町

雲州忠善刃物の写真

 古来、奥出雲地方では「たたら」と呼ばれる製鉄法により鉄の生産が盛んに行われ、村の鍛冶屋でも農工具刃物造りが行われてきた。製造者である川島家でも代々鍛冶業が営まれてきた。玉鋼と和鉄を材料に鍛造し、すぐれた切れ味を特徴としている。雲州忠善刃物で特記すべき点は、柄に接着する部分にステンレスを電気溶接していること。こうすることにより、一般に広く流通している“菜切り包丁”でたびたび生じる「刃の部分は切れが良くても柄の部分が先に錆びて腐る」という現象を防止しているのである。つまり、切れ味に加え、使用する人がより長く愛用してもらえるようにとの配慮である。日用使いのほかにも、鎌や鍬といった農機具や美術刀剣の製作も手がけている。

 

【製造過程】割り込み→鍛錬→火造り→型取り→焼き入れ、上仕上げ、研磨
【主な製品】包丁・鎌・鍬
【製造事業者】
川島忠善刃物製作川島久忠(平成9(1997)年10月24日指定)
〒699-1511仁多郡奥出雲町三成711-3TEL0854-54-0920

紹介ページ:https://okuizumo.org/jp/guide/detail/216/(外部サイト)

 

 

 

 

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