出雲鍛造工芸品(いずもたんぞうこうげいひん)安来市
江戸時代から行われてきた鍛冶業の技術に、刀剣製作の技術を取り入れた鉄工芸品である。ここでは、室町から江戸・明治時代の鍛造職人の手工業による作品の再生を行なっているほか、現代感覚を取り入れた作品にも着手している。
蝋燭立て・行灯・文鎮・ペンダントなどのアクセサリーが作られているが、原材料もアクセサリーにあっては、玉鋼・ヤスギハガネ・軟鋼・特殊材などの利用を図るなど、出雲の鉄文化と現代科学産業産品との接触を求め技術継承にむけ研鑽している。製作工程においては、形成を槌打ちによる鍛造で行なうのが特色であり、その作品は鉄がもつ独特の味わいがある。近年、鍛造工芸品は和洋を問わずインテリアとしても重宝されている。
【製造過程】材料どり→火造、鍛造→熱処理→仕上げ加工
【主な製品】燈台・燭台・行灯
【主な製品】燈台・燭台・行灯
【製造事業者】
■鍛冶工房弘光(かじこうぼうひろみつ)小藤洋也(昭和60(1985)年10月29日指定※令和5(2023)年12月27日指定変更)
〒692-0623安来市広瀬町布部1168-8TEL0854-36-0026
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