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隠岐地域ではマダイを放流しています!
隠岐地域(隠岐の島町、西ノ島町、海士町、知夫村)では、つくり育てる漁業(栽培漁業)を行っており、毎年マダイを放流しています。
栽培漁業とは、人の手で魚介類の卵をふ化させ稚魚まで育てて(種苗生産・中間育成)、海に放流し、水産資源を増やす取組みのことです。今年度は、8~9月にかけて島後で24万5千尾、島前で25万5千尾、合計50万尾放流しました。
今年度も隠岐島前・島後地域水産振興部会が中心となって放流を行いました。
放流用のマダイは、公益社団法人島根県水産振興協会・栽培漁業センター(西ノ島町)で種苗生産され、隠岐島前地域水産振興部会の生簀で大きさ10cm程度まで中間育成されたものです。
( 左:マダイ放流の様子、右:マダイの稚魚 )
放流日程
(本放流)
8月8日(木)隠岐の島沿岸(隠岐の島町)
8月20日(火)中ノ島沿岸(海士町日須賀・崎)、知夫里島沿岸(知夫村古海・来居)
8月21日(水)西ノ島沿岸(西ノ島町物井・波止)、中ノ島沿岸(海士町日須賀)
8月22日(木)西ノ島町沿岸(西ノ島町美田・赤崎)
(体験放流)
9月2日(月)知夫小中学校(5年生4名)
9月4日(水)中条小学校(1~2年生28名)
9月6日(金)西ノ島小学校(5年生18名)
9月11日(水)海士小学校(1、2、5年生25名)、福井小学校(1、2、5年生28名)
マダイの体験放流について
隠岐地域では、マダイを放流するだけでなく、小学生に水産業に興味・関心を持ってもらうために、栽培漁業についての学習会も開催しています。
学習会では、マダイを育てて放流するまでのスケジュールなどを学びました。
学習会の後は、実際に子ども達がマダイの体験放流を行います。放流の際に子ども達は自分たちが放流した魚が食卓に上ってくることを願い、「大きくなってね」とマダイに声を掛けていました。
(左:西ノ島町での体験放流の様子、右:海士町での体験放流の様子)
まとめ
島根県では、マダイを増やすために、放流だけではなく、全長15cm以下のものはとってはいけないという決まりもあります。
もし小さいマダイをとってしまったら、海に返してあげてください。
お問い合わせ先
隠岐支庁農林水産局
〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町塩口24 電話 08512-2-9661 (夜間・休日:隠岐支庁代表番号08512-2-9797) E-mail:okinorin@pref.shimane.lg.jp ※島前集合庁舎 〒684-0302 島根県隠岐郡西ノ島町大字別府字飯田56-17 【電話】 ・農業振興部(林業部) 08514-7-9101(9103) ・水産部 08514-7-9105