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漁獲物の付加価値向上のための研修会を開催!(2013.7.18)

平成25年7月18日(木)に、海士町漁業協同組合が主催する『漁獲物の付加価値向上のための研修会』が開催されました。この研修会は、近年関心の高まってきている、『活〆技術』の習得に焦点をあて行われました。

研修会の内容

『活〆技術研修会』会場:豊田漁港(海士町)

 

 近年、魚価の低迷が続く中で、漁獲した水産物にいかに付加価値をつけていくかが大きな課題となっており、活〆による漁獲物の品質向上技術への関心が高まってきています。

 一般的に、活〆技術を使って魚の処理を行うと、より長時間高品質を保持することが可能であると言われています。しかしながら、活〆による漁獲物の鮮度向上については、その必要性は認識されているものの、通常の出荷作業と比較して手間がかかることや、市場での評価を確立して魚価へ反映されるまでに一定の期間を要する等の理由から、十分に普及していない状況にあります。

本研修会では、活〆技術の習得と普及を目的とし、実技講習や実際に処理をした魚の肉質を確認するなどして理解を深めました。

 

 当日は海士町及び隠岐の島町の活〆技術習得に意欲的な漁業者が約20名集まり、講師は、海士町の漁業者で以前より神経〆をして漁獲物を出荷されている山下氏、竹川氏が担当されました。

 

 実技講習では、漁業者の皆さんから活発に質問があったり、また自ら神経〆を行うなど、積極的に活〆技術習得に取り組まれている様子が印象的でした。

 今後は試験的に神経〆処理をした魚介類を都市部へ出荷する予定です。今回の研修で得られたことが実践されることで、魚価向上に結び付くことを期待しています。

 

神経〆に使用するマダイの写真

神経〆に使用するマダイ

 

研修中 研修会の様子

研修中の様子

 

神経〆の作業中

神経〆の様子

 

神経〆したマダイの写真

神経〆したマダイ

 

神経〆処理後のマダイの断面写真

処理後のマダイの断面写真

 

集合写真

参加者の集合写真

 


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〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町塩口24
電話 08512-2-9661
(夜間・休日:隠岐支庁代表番号08512-2-9797)
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