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- 漁業協同組合JFしまね西郷支所女性部指導の下、大阪の修学旅行生のみなさんが地魚の調理に挑戦!!
大阪の修学旅行生のみなさんがトビウオの調理に挑戦!!
平成24年6月14日、修学旅行で隠岐の島町を訪れた枚方市立枚方中学校の3年生約30名が、漁業協同組合JFしまね西郷支所女性部のみなさんの指導の下、魚の調理に挑戦しました。
当日は、地元で捕れたトビウオを使って、干物と団子汁を作りました。
最初の作業は、干物を作るためにトビウオを背中から開く作業です。生まれて初めて魚をさばく生徒さんが多く、最初はおっかなびっくりで包丁を握っていましたが、女性部のみなさんの親切な指導のおかげで、後半には楽しそうに魚をさばく姿が見られました。
開いたトビウオは塩水につけた後、干し機にセットしました。できあがった干物は後日大阪に送られ、みなさんで食べられるそうです。自分たちで作った干物の味は格別なことでしょう。
続いて、団子汁を作るためにトビウオを三枚におろし、すり鉢ですってすり身を作りました。干物づくりで魚に慣れてきたのか、自分から積極的に女性部の方に教えを請う生徒さんもおられ、手際よくさばくことができました。三枚におろした身は細切れにした後にすり鉢に入れてすりこぎですりました。とても力のいる作業でしたが、みなさん根気強くとりくまれました。すったすり身をちょうどよい大きさに丸めてゆで、味噌を入れれば団子汁の完成です。
さて、いよいよ待ちに待った試食です。自分たちでがんばって作っただけに、みなさん美味しそうに食べていて、おかわりをする生徒さんもたくさんおられました。さらに特別サービスで、トビウオをさばいたときに出てきた卵を女性部の方々が炊いてくれましたので、そちらもいただきました。身だけではなく卵も食べることができることに驚き、食材を無駄なく使うことの大事さを気づいてくれたのではないでしょうか。
今回の体験をきっかけにして、一人でも多くの方たちが魚をさばく楽しさや魚のおいしさに関心を持ってくれれば、これほどうれしいことはありません。そして、中学校の修学旅行で、隠岐に来て自分たちで魚の調理をして食べたことが、いい思い出として残ってくれることを願ってやみません。
お問い合わせ先
隠岐支庁農林水産局
〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町塩口24 電話 08512-2-9661 (夜間・休日:隠岐支庁代表番号08512-2-9797) E-mail:okinorin@pref.shimane.lg.jp ※島前集合庁舎 〒684-0302 島根県隠岐郡西ノ島町大字別府字飯田56-17 【電話】 ・農業振興部(林業部) 08514-7-9101(9103) ・水産部 08514-7-9105