隠岐の島町で地元保育園児、小学生がマダイ・ヒラメ稚魚を放流しました
平成22年9月9日に隠岐島後地域水産振興部会の主催で、社会福祉法人双葉保育園の園児7名・隠岐の島町立西郷小学校の児童41名・中条小学校の児童14名によるマダイ・ヒラメの放流体験が実施されました。
隠岐地区ではマダイの放流が毎年行われており、今年度もJFしまね、隠岐の島町役場、島根県隠岐支庁水産局が中心となっておよそ45万尾の稚魚を放流する予定です。
園児の皆さんには放流体験だけをしてもらいましたが、小学生の皆さんには放流体験に先立ち、島根の漁業・栽培漁業についての勉強もしてもらいました。
島根の漁業については水産局より話をさせていただきました。中でも隠岐の漁業については、まき網漁業やかご漁業が全国的にみても重要な位置にあること、隠岐がいわがき養殖の発祥の地であることなど、県内だけでなく全国的にも漁業が盛んな地域であることを学んでいただきました。
栽培漁業については島根県水産振興協会から話をしていただきました。パネルを使って島根県の栽培漁業、マダイの成長について分かりやすく説明してもらいました。また、栽培漁業に関する3択クイズも行い、楽しみながら栽培漁業について理解を深めてもらえたのではないかと思います。
その後、岸壁に移動し、参加者それぞれがマダイ・ヒラメ稚魚の入ったバケツを持ち、次々と放流していきました。放流するマダイの稚魚を見て「かわいい!!」・ヒラメの稚魚を見て「かっこいい!!」などなど歓声をあげながら「大きくなってね」の思いを込めて放流しました。
県としても、引き続き放流事業や水産教室、養殖体験を通して、少しでも多くの人々に水産業の理解を深めてもらえるよう、取り組んでいきたいと考えています。
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