学童がアジのフライ・つみれ汁(味噌汁)作りに挑戦
隠岐共生学園第一保育所の学童約30名が、平成22年8月27日に漁業協同組合JFしまね西郷支所の女性部の皆さんと一緒に、アジ料理に挑戦しました。
当日は、隠岐近海で漁獲されたアジを使う予定にしていたのですが、水揚げがなく用意できなかったため、急遽浜田から取り寄せたアジを使いました。
浜田のアジといえば、そう!ブランド魚「どんちっちあじ」です。用意された発泡箱にも「どんちっちあじ」のシールが貼ってありました。
地元の魚は用意できなかったけれども、その代わりに用意できる最高のものを用意するという、女性部の心遣いには心打たれます。
そんな最高の素材を使って、学童の皆さんは美味しい料理ができたでしょうか。
小さなシェフたちの調理風景を少し紹介させていただきたいと思います。
まずは今日の先生である女性部の皆さんに挨拶をして、今日の作業の説明を受けました。
各テーブルに分かれて、さあ作業開始です。
まずは、アジフライ用の開き作りです。
先生の指導を受けながら、頭を落とし、さばいていきます。
人数が多いので、仲良く交代しながら作業をしていきました。
包丁の扱いに不慣れな子が多く、みんな完璧に美しくとはいきませんでしたが、なんとかフライ用の開きを完成させました。
次はつみれ用のすり身つくりです。
まずは三枚におろします。
三枚におろした後は腹骨をそいで、皮をむきます。
次は、包丁で身をたたいて細かく刻む工程です。最初は身が飛び散らないようにやさしく、少し細かくなってきたらリズム良くトントントントン、まるでプロの料理人のようでした。
刻んだ身はすり鉢に入れてすりつぶしていきます。
みんな仲良く順番にゴリゴリとすりつぶしていきました。
すりあがったすり身は団子状に丸めて後ほどみそ汁に投入します。
フライ用に開いたアジにはコロモをつけていきます。
粉をまぶし、卵につけて、パン粉をつけます。
コロモをつければ、あとは油で揚げるだけです。
こんがりと揚がっていくにつれ、部屋中アジ
フライのいい匂いに包まれていきした。
給食のご飯、お野菜と一緒に配膳して出来上がりです。
とっても美味しそうに完成しました。
完成したアジフライを試食させていただきましたが、本当に美味しくてびっくりしました。
自分たちで作った味噌汁もきっと美味しかったのではないかと思います。
お家でも是非挑戦してほしいと思います。
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