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園児がアゴ(トビウオ)のてんぷら・つみれ汁(味噌汁)作りに挑戦
隠岐共生学園第一保育所の園児10名が、平成22年6月24日に漁業協同組合JFしまね西郷支所の女性部の皆さんと一緒に、アゴ(トビウオ)のてんぷら作りに挑戦しました。
当日は、隠岐近海で漁獲されたトビウオを使いました。女性部の方から「トビウオはこんな風に羽を広げて飛ぶんだよ」と説明を受けて、児童の皆さんは目をまん丸にしていました。
普段からお母さんのお手伝いをしていて、魚の調理に慣れている子もいればそうで無い子もいましたが、女性部の皆さんと一緒に、ウロコをはがして頭と内臓を取りました。中には内臓を気持ち悪がる子もいましたが、皆さん上手にできました。
頭や内臓を取ったトビウオは水できれいに洗いました。血などが残らないように女性部の皆さんにこつを教えてもらいながら丁寧に洗いました。
水で洗った後はいよいよ三枚おろしです。
手を切らないように注意をしながらおろしていきました。
少し難しい作業でしたが、女性部の皆さんの手助けもあって、腹骨も皮も上手にとれました。
三枚におろした後は包丁で身をたたいて細かく刻む工程です。最初は身が飛び散らないようにやさしく、少し細かくなってきたらリズム良くトントントントン、まるでプロの料理人のようでした。
刻んだ身はすり鉢に入れてすりつぶしていきます。普段見慣れないすり鉢が珍しいのか、すり鉢は大人気。みんな仲良く順番にゴリゴリとすりつぶしていきました。
一通りつぶれたところですり身をてんぷら用とつみれ用に分けました。てんぷら用にはたまねぎとにんじんのみじん切りを加えてさらにすりつぶしていきます。
みんなで「おいしくなーれ!おいしくなーれ!」と声をかけながら仕上げていきました。
すりあがったすり身は丸く形を整えていきます。みんな上手に小判型に丸めていました。
丸めたすりみを油でこんがりと揚げればてんぷらの完成です。部屋中にトビウオのいい匂いが広がり、みんな待ちきれない様子でした。
油で揚げている横では味噌汁作りです。具はシンプルにトビウオのつみれ団子と豆腐だけ。素材のよさが勝負の一品です。
てんぷら・味噌汁ともに、とても美味しそうに出来上がりました。
残念ながら食べるところまでご一緒することはできませんでしたが、自分たちで一生懸命作った料理はとっても美味しかったことと思います。この味を忘れずに、お家でもお母さんと一緒にトビウオ料理に挑戦してください。
島根の海、隠岐の海ではトビウオ以外にも色々な魚がとれます。これからも沢山の魚を食べて、島根の味、隠岐の味を覚えていってくれることを願っています。
お問い合わせ先
隠岐支庁農林水産局
〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町塩口24 電話 08512-2-9661 (夜間・休日:隠岐支庁代表番号08512-2-9797) E-mail:okinorin@pref.shimane.lg.jp ※島前集合庁舎 〒684-0302 島根県隠岐郡西ノ島町大字別府字飯田56-17 【電話】 ・農業振興部(林業部) 08514-7-9101(9103) ・水産部 08514-7-9105