2024年6月26日（中村漁港）

 

【自律型無人探査機（AUV）利用実証事業】～実証実験1回目～

 

隠岐の島町（島後）の北東部に位置する中村漁港。

漁場の開発や漁船の避難港として、第4種漁港の指定を受けています。

海に囲まれた日本。

日本海に囲まれた隠岐。

海を守り海と共に生きよう。

 

 

 

＜中村漁港沖にある釜島と防波堤＞

 

 

ここ中村漁港で、国主導のもと官民が連携しAUV産業を育成する事業が始まりました。

 

【AUV】自律型無人探査機

★コンピュータと各種センサー類を搭載した水中ロボット

★あらかじめ設定したルートを自律航行し、サイドスキャンソナーで防波堤や護岸の水中部の音響画像と3次元地形データを取得する

 

 

 

 

 

なぜAUV産業を育成するのか。

▼潜水士の減少、水中業務の担い手不足の解消

▼海中の可視化（危険を伴う海域・水圧の大きい深海に対応できる）

▼脱炭素社会の実現

この様な課題を乗り越えるためである。

 

しかしAUVは国内での利用事例が少なく、コスト高の懸念もある。

そこで、新たにAUVの利用が期待される現場での実証実験により信頼を確立させ、国産化・産業化を目指す。

そして公募により審査をし、選ばれた企業と島根県が協力し実証試験に挑むことになりました。

 

○午前10：00・・・中村漁港に集合し船に乗り調査現場へ

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まずは情報収集（物事の第一歩は現状を把握することからはじまる）

今日は事前準備段階のASV搭載ナローマルチビーム測深機での実証実験。

☆☆☆今日の主役・・・ASV登場！！☆☆☆

 

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【ASV】自律型無人艇（小型無人ボート）

調査対象：防波堤、周辺海底地盤など

方　法：音波を発信させ3D点群データを取得

深度範囲：0.1～275ｍ

大きさ：410ｍｍ×236ｍｍ×228ｍｍ

重　量：10.1kg

 

 

 

 

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（防波堤に沿って沖へ向かいます）　（消波ブロックに守られる標識灯）　（防波堤の沖側に並ぶ消波ブロック）

 

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実証実験は合計5回行われます。

今後、AUVによる広域調査をし、ROVによる詳細調査を行います。

 

ASV・AUV・ROVの測量結果をそれぞれ比較及び有効性を検証し、

収集したデータの信頼性を高めて、

より高度で正確なデータを収集できるよう改善します。

 

そして12月に実証試験は終わります。

 

 

 

 

【本日のおまけ写真】

 

熱中症対策の”空調服”が導入されました(^^♪

漁港パトロールや現場立会時に活躍中！

 

M課長：ブルーの水玉リュック活躍中！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

S係長：良い走りですね！

 

S主任：今日もスマイル(^。^)！

 

 

 

 

 

 

Y技師：隠岐の島で日々活躍中です！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A「お主は誰じゃ？」

鳥「私はウミネコです！」

A「ネコさんですか・・・」

鳥「いつもカモメさんに似ていると言われますが口ばしが異なります。そしてカモメさんは渡り鳥なので春夏には日本を離れますが私は日本に一年中いますよ」

A「なるほど！」

 

 

 

 

 

 

 

A「お主は誰じゃ？」

鳥「私はウミウと申します」

A「誰かに似ているような・・・」

鳥「カワウさんとほとんど見分けがつきません。ですが若干口角がちがいます」

A「かなりの難問ですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年6月12日（水）

 

【港橋耐震補強工事】～西郷漁港～

西郷漁港の東に位置する港橋。

昭和47年3月（1972年）の建設から52年が経過。

大規模地震時に対応するため耐震補強工事を実施（耐震設計が旧基準のため）

 

【港橋上流側と愛宕山】

 

 

 

 

 

 

 

 

【港橋下流側】

 

 

 

 

 

 

 

 

～R３年7月～落橋防止工事

水平力分担構造と落橋防止装置を設置

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～R5年3月からR6年5月～P1橋脚をコンクリートで巻き立て

１：浚渫（しゅんせつ）・・・橋脚の下に堆積した土砂を掘削する

２：台船組立＆汚濁防止フェンスを設置

３：作業用足場＆架設機械組立

 

（海面より上部には防音シートを設置）

 

 

 

 

 

 

 

４：橋脚表面の掃除・・・コケや貝殻などを除去

５：鉛直方向に鉄筋を設置

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

６：プレキャストパネル配置・・・合計16枚のパネルを橋の上から吊り下げて設置

（プレキャストパネルは、倉敷の工場で制作され現場に運搬し組み立てるため、品質が高く工期短縮になる）

７：一次コンクリート・・・橋脚とプレキャストパネルの間にコンクリートを打設

８：プレキャストパネル内部にPC鋼より線を挿入し引っ張る（橋脚をぐるぐる巻き）

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９：中間貫通鋼棒設置・・・既設の脚注下段部分の中に24本通し、鋼より線に引っ掛ける

10：二次コンクリート・・・プレキャストパネル同士の間にコンクリートを打設

 

 

 

 

 

 

 

 

11：防水処理・・・巻き立て箇所の上面に防水塗装

12：足場解体、埋戻し、汚濁防止フェンスと作業船解体

 

～竣工検査～工事が完了し、工事管理者・監督者立ち合いのもと検査員による最終確認検査が行われた

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P１橋脚に厚さ30ｃｍの強力なコンクリートを巻き立てることで丈夫な橋脚になりました !(^^)!

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今年度はP２橋脚の補強工事を予定しています。

 

 

 

 

【クルーズ客船寄港】～浦郷漁港～

 

～にっぽん丸～５月３０日今年も浦郷漁港に寄港(^^♪

なんと！？８階建て～!!!

全長166.65ｍ！全幅24ｍ！総トン数21,903トン！

クリニック・大浴場・寿司Ｂａｒ・プール他にもいっぱい☆彡

 

 

「また来てね～ヽ(^。^)ノ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

～ハンセアティック・スピリット～６月１２日浦郷漁港に寄港(^^♪

ドイツのクルーズ船！

2021年8月竣工！

全長138ｍ！全幅22ｍ！総トン数15,650トン！

 

「Willkommen！」（ヴィルコメン！）ようこそ！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【本日のおまけ写真】

港橋耐震補強工事の竣工検査を見守るトンビ☆彡

 

【ご苦労じゃったの～ピーヒョロロ～♪】