大社漁港海岸は稲佐の浜や弁天島を有しており、地元住民だけでなく県内外の多くの海浜利用者で賑わっています。

しかしながら、風の強いときには海浜の砂が近隣の住宅に飛ぶ、飛砂の問題が生じています。

大社漁港海岸農山漁村地域整備交付金（海岸環境）事業では、観光等の海浜利用の一層の促進を図るための護岸をつくり、また近隣住宅への飛砂を軽減する松林などの植栽を整備します。

事業区間にある稲佐の浜は日本の渚百選にも選ばれている海岸で、弁天島という小さな島をシルエットに夕日が沈む風景は多くの人々に親しまれています。また、旧暦１０月１０日に全国の八百万の神々をお迎えする神迎神事が行われる浜でもあり、県内外から観光客が数多く訪れる観光スポットでもあります。

弁天島前付近の整備においては下記のとおり景観や利用に配慮した整備を進めていきます。

１．景観に配慮し、表面を石張りとした護岸ブロックを採用しています。

　弁天島前の護岸ブロックには、「ハートマーク」や「四つ葉」の形をした石張りがありますので、

　ぜひ注目してみてください。

　ハートマークの石張り四つ葉の石張り

２．夕日の見えるビュースポットとして東屋やベンチを整備しました。

３．第１駐車場の拡張と第２駐車場を新たに整備をしました。

　これにより、周辺道路の渋滞を緩和や駐車トラブル等が改善されました。

　・第１駐車場の整備前：２５台⇒整備後：８４台（＋５９台駐車区画増設）

　（整備前）駐車可能台数25台

　（整備後）駐車可能台数84台

　・第２駐車場１１台の駐車区画の新設

　弁天島前付近の整備状況（pdf）

かわら版を発行しました。以下からダウンロードできます。

• かわら版７号【令和６年８月】（pdf、1.4MB）