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中海干拓地

 国営中海土地改良事業により、平成元年度に島根県内干拓地の位置図2地区に331haの広大な干拓地が造成されました。

 ○揖屋地区(松江市)約203ha

 ○安来地区(安来市)約128ha

 造成された干拓農地は、国からの一括配分を受けた公益財団法人しまね農業振興公社が入植希望農家への販売を行っています。
干拓地の農家への売渡開始後、県は平成24年3月まで干拓地内に東部農林振興センター中海干拓営農部を設置して、新規参入者等への研修や営農指導を行ってきました。その後、県の機構改革に伴い令和3年4月からは揖屋地区では東部農林水産振興センター農業振興部が、安来地区では同センター安来農業部が営農者の経営安定に向けた支援に取り組んでいます。干拓地の営農状況等はこちらをご覧ください。

 なお、干拓地の購入や借り入れをご希望の方は公益財団法人しまね農業振興公社(外部サイト)にお問い合わせください。

 

揖屋地区の航空写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真:揖屋地区)

 

安来地区全景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真:安来地区)

写真提供中国四国農政局

 

 

 

 

 

<国営中海土地改良事業>

 本事業は、中海の干拓による農地等の造成(干拓事業)と宍道湖・中海の淡水化による干拓農地及び沿岸既耕地の農業用水の確保(干拓附帯農業用用排水事業)を目的に昭和38年に着工されました。当初の計画では、農地等の造成は約2230ha、農業用水の受益面積は約7300haでした。

 その後、干拓事業は、干拓5地区のうち島根県側の揖屋地区、安来地区及び鳥取県側の弓浜地区は平成元年3月に、鳥取県側の彦名地区は平成4年3月に完了し、造成した農地は農家へ配分されて大規模畑作営農が展開されています。

 しかし、干拓事業のうち本庄地区は平成12年9月に干陸を中止することとし、さらに平成14年12月には宍道湖・中海の淡水化も中止することとなりました。これらを受けて、農林水産省は土地改良法に基づく干拓事業計画の変更手続きや干拓附帯農業用用排水事業の廃止手続き(平成17年1月完了)及び干拓地の農業用水確保対策や中浦水門等の施設処分等を行いました。

 (1)事業の経緯(PDFファイル)

 (2)事業の構成(PDFファイル)

 

 


お問い合わせ先

農地整備課

〒690-8501 島根県松江市殿町1番地
0852-22-5021
0852-22-6035
nouti@pref.shimane.lg.jp