- トップ
- >
- しごと・産業
- >
- 農林業
- >
- 森林・林業・木材産業
- >
- 海岸林の再生
海岸林の再生
島根県の海岸林は、クロマツを主体として、風光明媚な景観を構成する重要な森林であるとともに、強風や塩害から家屋や農地を守る重要な役割を果たしてきました。
海岸林では、松くい虫被害の防除とともに、保安林における治山事業や県民による自主的な森づくり活動である水と緑の森づくり事業などによる海岸林の再生や整備が実施されていますが、将来にわたって持続的な活動が行われるよう地域の推進体制づくりが必要となっています。
白砂青松再生の会in出雲(10周年記念大会)の開催について
平成28年3月18日~19日、出雲市内において、海岸松林再生の取り組みを全国的に普及・実行している「白砂青松再生の会」の主催により「白砂青松再生の会全国大会in出雲(第10回記念大会)」が開催されました。
18日には、白砂青松再生の会会長の小川眞氏の基調講演をはじめ各方面から活動報告が行われ、島根県出雲県土整備事務所からも出雲市外園海岸の海岸林造成の取り組みについて、報告を行いました。
19日には、外園町内の海岸林において、地域住民と関係者(約100名)により炭と菌根菌を用いて、島根県が独自に開発した松くい虫抵抗性マツ「くにびき松」250本の植栽活動が行われました。なお、植栽活動には島根県の「みーもの森づくり事業」が活用されました。
また、同日には、岩手県陸前高田市「奇跡の一本松」二世松「ケナゲ」の出雲大社奉納・記念植樹式及び解説版除幕式が行われました。
○主催者代表挨拶
○植栽活動の様子
黒松林の再生が期待されます
「海岸林の再生と管理の手引き」について
生活により密着した海岸砂丘地の海岸林の再生・整備を進めるとともに、その保全・管理のための体制づくりなどを促進するため、地域の実情に応じた再生・整備の手法や、県内各地の具体的事例を紹介し、今後の再生・整備と保全・管理に生かされるよう「島根県の海岸砂丘地における海岸林の再生と管理の手引き」を作成しました。
地域での取組事例
関連情報
○ショウロ関連論文等(島根県中山間地域研究センター研究報告)
・子実体懸濁液散布によるクロマツ苗畑でのショウロ栽培(2006)
・クロマツ苗移植によるショウロ発生地の拡大と子実体の遺伝的類縁関係(2009)
○マツ材の活用
お問い合わせ先
森林整備課
島根県 農林水産部 森林整備課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 ・森林計画係(地域森林計画、森林情報など)TEL:0852-22-5178 ・森林保全係(保安林、林地開発など)TEL:0852-22-5169 ・造林係/森林育成係(造林、種苗、森林病害虫の防除など)TEL:0852-22-5177 ・治山係(治山事業、地すべり防止事業など)TEL:0852-22-5172 ・林道係(林道事業、林道の災害復旧事業など)TEL:0852-22-5171 ・森林環境保全スタッフ(島根CO2吸収認証制度、島根CO2固定量認証制度、企業参加の森づくり推進など)TEL:0852-22-6541 FAX:0852-22-6549 E-mail:shinrin@pref.shimane.lg.jp 国有林野の活用についてはこちらをご確認ください https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/gaiyo/kasituke/kokuyuurinyanokatsuyou.html