雲南農業生産工程管理(GAP)研修会を開催
11 月 27 日、 JA しまね雲南地区本部において、雲南農業生産工程管理( GAP )研修会を開催しました。
雲南地域では、 H30 年度に雲南地域 GAP 推進協議会(構成員:雲南市・奥出雲町・飯南町・ JA しまね雲南地区本部・東部農林振興センター総務企画部・農政部・家畜衛生部・雲南事務所)を設置し、 GAP ・美味しまね認証の取り組みの拡大に向けて活動し始めたところです。この度、 GAP 指導・推進を担う協議会構成員の GAP の意義・目的・取り組み内容に対する理解を深めることを目的に、農業普及部が主体となり、雲南地域 GAP 推進協議会の活動として本研修会を開催しました。
まず先進事例の紹介として、県内でも先進的に GAP を導入し、 JGAP 認証にも取り組んだ(有)だんだんファーム掛合の取り組みについて、小田達雄取締役農場長から講演いただきました。講演では、農産物安全のみならず産地をつなぐツールとして GAP 導入に取り組んだこと、農家が書きやすく使いやすい帳簿の工夫、記録を活用した経営改善の取り組みなどについて聞くことができました。
続いて、農産園芸課食の安全推進室高田室長から、 GAP の情勢と美味しまね認証制度の概要、認証取得に向けて取り組むことがらについて説明を受けました。
研修を通じ、 GAP 導入は農産物安全を担保するだけでなく、記録を活かすことで収益性向上等の経営改善につながること、人材育成に役立つなど、多くの効果があることを学ぶことができました。
参加者アンケート結果から GAP の意義・目的・取り組み内容に対する理解が深まったとの回答が多く得られました。また、次のステップとして研修内容に対する要望等もあり、今後の活動に活かす予定です。
農業普及部では、今後も関係機関と連携し、管内の GAP 取り組み機運の醸成、農業者の GAP 取り組み支援を行っていくこととしています。
【研修会場の様子】
【研修会の一場面】
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