７月１０日、雲南市加茂町のつや姫ほ場において、雲南市、ＪＡしまね雲南地区本部中央営農経済センター、当普及部の共催により、プレミアムつや姫現地研修会を開催し、関係者含め３３名の参加がありました。本研修は、雲南市のブランド米として位置付けられている『プレミアムつや姫』の高品質・安定生産に向けた、生育後半の栽培管理の徹底を目的として開催しました。

　普及部からは管内に設置しているつや姫実証ほの生育状況、水稲作況試験成績について情報提供するとともに、今後の施肥管理や水管理といった栽培管理のポイントについて説明しました。また、現地のつや姫の幼穂の長さや葉色を確認し、具体的な穂肥のタイミングや施肥量の目安について指導しました。生産者からは、雑草対策や穂肥の施肥量の調整についてなど多数の質問が寄せられました。

　現在、雲南市のつや姫は約８０haで栽培されています。生育状況については、適正な茎数が確保され、生育進度は平年並みとなっており、７月下旬～８月上旬に出穂が予想されます。

普及部では、今後もつや姫マイスターやＪＡ等の関係機関と連携を図りながら、プレミアムつや姫の高品質・安定生産に向けて支援していきます。

　【研修会の様子】

　【現地ほ場の生育状況説明】