出雲市内の砂丘・海岸林では、松くい虫被害により防風などの機能低下がみられることから、島根県では平成２４年度から「新たな農林水産業・農山漁村活性化計画」において「出雲の砂丘海岸林再生プロジェクト」を設定し、地元住民等による海岸林の維持管理の仕組みづくりに取り組んでいます。

　現在、浜山、大山及び外園の３地区で取り組みを進めていますが、このたび浜山地区において、地元住民のみなさんによる黒松林の保全作業が行われました。

○日時：平成２７年１２月１３日（日）９：００から１１：００

○場所：県立浜山公園外

○主催：浜山を守る会、井上恵助翁奉賛会

○参加者：浜山を守る会、井上恵助翁奉賛会、浜山公園周辺地域懇話会、高松自治協会、高松コミュニティセンター、出雲スポーツ振興２１、出雲市、島根県（出雲県土整備事務所、東部農林振興センター）など総勢２００名

○内容：浜山を守る会では、浜山地区の松林保全活動に継続して取り組んでいます。地区内の植栽活動が完了し、昨年度からは新たに松の保全活動に取り組んでいます。昨年度の除伐作業に続き、今年度は、黒松林内のコデ（落葉）掻き作業を行いました。また、作業に先立ち、浜山での林間活用等に向けた講演会を開催しました。
作業には、地元の高松小学校、浜山中学校からの参加もあり、地域住民や関係団体と合せて幅広い活動となりました。雨の中での厳しい作業でしたが、皆さんが熱心に作業をされ軽トラック８台分のコデを搬出することができました。会では引き続き、松林の保全活動に取り組んでいくこととしています。

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