精神科病院での園芸作業プログラム開発と効果検証
島根県農業技術センターでは、公立大学法人島根県立大学及び島根県立こころの医療センターと
共同して「精神科病院での園芸作業プログラム開発と効果の検証」をテーマに、実証調査を行っています。
農業技術センターでは、平成23年度から障がい者や高齢者にとって取り組みやすい
園芸作業プログラムの開発とその効果検証を行っています。
実証調査は、県立こころの医療センターの精神疾患患者を対象にアサガオを用いた
園芸作業を行ってもらい、農業技術センターが栽培指導を、県立大学看護学部が効果測定を、
こころの医療センターが対象患者のフォローと日常管理をそれぞれ担当し、
園芸作業プログラムの患者への効果を調査しました。
その結果、対象患者からは「毎日花が咲くのが楽しみだった」「来年も育てたい」などの感想が
多く寄せられ、実施したプログラムが精神疾患患者に園芸作業への関心を持つきっかけとして
有効であることが確認されました。
今回の成果を踏まえて、病院における園芸作業プログラムの改良にとどまらず、
農業現場における障がい者就労に向けた支援や活動評価への応用など、
今後は、開発したプログラムの様々な場面での活用を検討することにしています。
写真1アサガオ栽培の様子写真2朝顔祭の様子
印刷用:PDFファイル(456KB)
問い合せ先:技術普及部花き技術普及グループ(担当:神門卓巳)TEL0853ー22ー6953
栽培研究部果樹グループ(担当:姫宮雅美)E_mail:nougi@pref.shimane.lg.jp
お問い合わせ先
農業技術センター
島根県農業技術センター 〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380 nougi@pref.shimane.lg.jp <携帯・スマートフォンのアドレスをご利用の方> 迷惑メール対策等でドメイン指定受信等を設定されている場合に、返信メールが正しく届かない場合があります。 以下のドメインを受信できるように設定をお願いします。 @pref.shimane.lg.jp