研究トピックス「ときめき359号」2008年2月1日発刊
除草剤を使わない水稲栽培技術
高精度水田除草機の2回使用により、短時間の作業で高い除草効果を得ることができました。
食の安全や環境問題が叫ばれる中、水稲栽培でも農薬や化学肥料の削減が課題になっています。そこで、高精度水田除草機を活用した除草剤を使わない水稲栽培技術について検討しました。
これまでの結果から、機械除草を移植後10日(株間除草無し)、20日前後(株間除草有り)の2回行うことで、残草率は6%程度に抑えられ、欠株も少なく、除草剤処理に近い収量(96%)を得られることがわかりました。また、機械除草1回当たりの作業時間は23分/10aと短時間でした。
今後は、残草率5%以下を目標に、2回代かき、米糠施用などを組み合わせて実用技術の確立を目指します。
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