ビタミンCをたっぷり含んだ柿葉茶の製造方法
研究トピックス「ときめき355号」2007年7月1日発刊
原料の柿葉を10分間蒸熱処理し、機械乾燥することで、柿葉茶のビタミンC含量を高く保持できました。
柿の葉は、ビタミンC含量が多く、山野草茶の中でも人気の高い素材の一つです。しかし、市販されている県外産の柿葉茶10種類について、ビタミンC含量を測定したところ、そのほとんどが分解されて消失していることがわかりました(図1)。
そこで、農業技術センターでは、製茶工程を工夫することによって、製造及び流通期間中におけるビタミンC含量の減少を抑制できないか検討しました。
その結果、6月中旬の西条柿の葉を用いた場合、蒸し(蒸熱)処理を10分間施してから機械乾燥することで、半年間の常温保存でもビタミンC残存量を高く保持できることがわかりました(図2)。
問い合せ先:加工研究部加工グループ(担当:鶴永陽子)
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