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○作物名:トルコギキョウ

○病害名:立枯病、青かび根腐病

○概要

 栽培ほ場で散見される土壌伝染性の病害で、恒常的に発生がみられる。

 

○病徴と診断

立枯病

 全体がいちじるしく萎凋し、地際の茎から上部にかけて維管束の褐変がみられる。

青かび根腐病

 草丈が低くなり、萎凋・枯死する株も見られる。このような株では、細根が脱落し、根の所々が縞模様に褐変し、その部分には黄色〜黄緑色のかびが生える。

 

○発生生態

立枯病

 被害作物残渣とともに土壌中で生存し、耐久体である厚壁胞子の形で長期間生存して,第一次伝染源となる。

青かび根腐病

 土中に残った罹病根中の菌糸や胞子が伝染源となり、根の傷部から感染する。

 

 立枯病1立枯病2

 立枯病の被害維管束部の褐変(立枯病)

 

 青かび根腐病1青かび根腐病2

 青かび根腐病の被害根の帯状病斑(青かび根腐病)

 

 

○外部リン日本植物病名データベース

トルコギキョウ立枯病(外部サイト)

トルコギキョウ青かび根腐病(外部サイト)

 


お問い合わせ先

農業技術センター

島根県農業技術センター
〒693-0035 島根県出雲市芦渡町2440
 TEL:0853-22-6708 FAX:0853-21-8380
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