メロン土壌病害
病害名:紅色根腐病
1986年、千葉県のハウス栽培メロンで発生。島根県では県下各地で発生が確認されている。
病徴
生育後期に全身萎凋し、地際及び根が褐変または赤変する。根の赤変した部分に亜球形、淡褐色〜褐色の柄子穀を形成することがある。
伝染
病原菌は被害植物の根部残渣とともに土壌中に残存し伝染源となる。たまねぎの紅色根腐病と同じ病原菌である。
発生環境
病原菌の発育適温は28〜30℃である。
作物・品種メロン・アムス
作型春夏作
撮影年次・場所平成元年7月20日・益田市
撮影者三上哲壮
発生経過収穫期が近づいてからしおれを生じる株があった。対応した内容及びその後の経過病原菌の分離及び同定の結果、本病と判定された。
○外部リンク日本植物病名データベース
資料:「野菜生育障害・病害虫現地診断の手引き」島根県農林水産部、1997年3月
お問い合わせ先
農業技術センター
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