繁殖技術科
【主な研究課題】
1.受胎率向上を目的に黒毛和種牛へサプリメントの給与効果に関する試験を行っています。
超音波画像診断装置による卵巣血流量の
変化を調査
2.繁殖雌牛のゲノミック評価手法の確立試験
・県内の繁殖雌牛の能力を向上させるため、繁殖能力(分娩間隔などの生産効率に関する能力)や、
泌乳能力(子牛の初期発育に影響する能力)を判定する技術を開発しています。
3.GPSを用いた放牧牛の位置情報把握やドローンを用いた行方不明牛の捜索・草生の把握による
放牧場の省力化管理技術の実証試験を行っています。
放牧牛へのGPS子機の装着GPSによる放牧牛の行動履歴
GPS位置情報をもとに放牧牛のドローンによる草生状況の把握
ドローンでの捜索
【主な事業】
・受精卵の供給、農家委託型採卵の実施
県では、優良な遺伝能力を有する肉用牛及び乳用牛から受精卵を採取するとともにその利用を促進して、
牛群の改良を図ることにより、畜産農家の経営安定に資することを目的として、県有受精卵の供給や農家
委託型採卵を行っています。
畜産技術センターで採取した県有受精卵は、受精卵移植協議会等へ有償で供給しています。
農家委託型採卵として、地区の受精卵移植協議会等の依頼により畜産技術センターにて体内受精卵の採取
を行っています。
詳細については、当科までお問い合わせください。
受精卵の採卵の様子
受精卵の検卵
お問い合わせ先
畜産技術センター