人身事故の発生について
・2024年3月22日(金)に江津市桜江町(さくらえちょう)地内において、ツキノワグマによる人身事故が発生しました。
・2024年10月25日(金)に浜田市三隅町(みすみちょう)地内において、ツキノワグマによる人身事故が発生しました。
ツキノワグマの被害にあわないために
ツキノワグマの被害にあわないために、次のことに注意しましょう。一番大切なことは、出会わないようにすることです。
山林に入る際は、クマ鈴をつけ、できるだけ複数で行動するなどご注意下さい。
○リーフレット「クマの被害をふせぐために」(PDF:9,487KB)(注意喚起にご活用ください。)
〇パンフレット「集落を野生動物のエサ場にさせない放任果樹対策」(PDF:1,325KB)(被害対策の啓発としてご活用ください)
○ツキノワグマの目撃等件数H26(2014)年度~R6(2024)年度〔令和6年10月末現在〕
人間の存在をツキノワグマに知らせる
○ツキノワグマは、音やにおいに敏感です。ほとんどは、人より先に人間の接近を知って逃げていきます。
○クマ鈴などの音の出るものを身につけ、人間の存在をツキノワグマに知らせましょう。(注:鈴は大きい音のものであれば、一般のもので構いません。)
○天気の悪い日や、川のまわりでは、音や風向きで、ツキノワグマも人も気づきにくくなります。見通しの悪い場所には行かないようにしましょう。
○早朝や夕暮れ時はツキノワグマの行動する時間と重なります。外出の際は、特に気をつけ、音の出るものを必ず身に付けましょう。
ツキノワグマを引き寄せないために
○生ゴミは放置したり、畑などに捨てないようにしましょう。
○柿、栗などの実は、できるだけ早く収穫しましょう。(収穫しない放置果樹は誘引物になる可能性が高いので、できるだけ伐採するようにしましょう。)
○家の周辺の蜂の巣は撤去しましょう。
○養蜂施設は、設置場所に注意し、電気牧柵を必ず設置しましょう。
○キャンプや登山、渓流釣りで出たゴミは、必ず持ち帰りましょう。
ツキノワグマは人を襲うのか
ツキノワグマは、積極的に人を襲うことはありませんが、次のような場合に人を襲うことがありますので、注意してください。
○子グマを連れた母グマに出会った場合
○自分の餌をとられた場合
○出会い頭で人の存在に気がついた場合
ツキノワグマと出会ってしまったら
至近距離で遭遇した場合は、次のような方法で対処します。
○逃げるものを反射的に追いかける習性があります。背中を見せないように後ずさりで離れます。
○持っている荷物を一つずつ置いていき、ツキノワグマの興味をそらせます。
○それでも襲ってきた場合は、首の後ろで手を組み、うつ伏せで丸くなり、去るのを待ちます。
クマを目撃したら
○刺激しないように、慌てず、騒がず、静かに立ち去りましょう。
○子グマの近くには、母グマがいるおそれがあり大変危険です。速やかに立ち去りましょう。
○クマを目撃したり、被害があったときは、最寄りの市町村役場又は県の農林水産振興センターまでお知らせください。
お問い合わせ先
農山漁村振興課鳥獣対策室
島根県 農林水産部 農山漁村振興課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 ・鳥獣対策室(野生鳥獣の保護管理・農林作物などへの被害防止対策、狩猟など) TEL:0852-22-5160 FAX:0852-22-5914 E-mail(鳥獣対策室):choju@pref.shimane.lg.jp