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介護サービス科のページへようこそ!

介護サービス科の概要

障がい者が1年間で介護職員初任者研修を修了し、介護業界への一般就労を目指す定員10名の訓練科です。

 

身に付くまで繰り返し体で覚えるという訓練方法を基本としています。それに適応できる障がい者であれば、身体、

知的、精神、その他の障がいのいずれの障がいでも応募可能です。また特別支援学校高等部の新卒のかたなら、障が

い者手帳を取得されなくていなくてもかまいません。

 

●訓練目標は、長期間一般就労できる力をつけることです。

そのために次の4段階を重要視して取り組んでいます。

 「生活リズムを整えること」

 「社会人としてのルールとマナーを身につけること」

 「フルタイムで働ける体力をつけること」

 「介護技術を身につけること」

 土台となる生活面は、生活担当指導員による指導および支援をおこない、生活リズムを整えて訓練の皆勤を目指しています。

 

【障がい者が介護業界で働くことについて】

 介護業界は慢性的な人手不足であり、介護職員は必要最低限の仕事しかできない場合が多いです。そこで、介護サービス科修了生が

 本人の強みを活かして、介護職員の行き届かない部分を補完する形(入居者の方々とのコミュニケーション、施設内の環境整備、洗

 濯たたみしわけ作業、シーツ交換、車いすや歩行の介助、手や顔などを清潔にする介助)で業務にあたれば、障がい者であっても活

 躍の場が十分出て、職場としても助かるのではないかと考えています。

 また就職後、職場環境に慣れて能力が向上すれば介護職員と同等の業務にもあたれるように、アフターフォローもおこなうことで、

 障がい者本人のモチベーションや職場への貢献度が上がると考えています。

 

【ゆっくり時間をとって話してくれる職員がいると入居者にも喜ばれます】

コミュニケーション

 

【感染予防のために消毒作業は必須です】

トイレ清掃 台拭き

 

【しわのないベッドを作ることで、入居者の床ずれを防ぎ快眠の手助けができます】

ベッドメイク作業

 

【大量の洗濯物を専門で仕分けし、たたんで、入居者の部屋に間違いなく運ぶ仕事もやりがいがあります】

洗濯物たたみ作業

 

【食事時間などに部屋からホールに車いす移動できる職員が多いと入居者は待ち時間が少なくてすみます】

車いす介助

 

【毎日入浴がむずかしい場合入居者に、手足の部分浴をおこなう仕事もあります】

手浴足浴介助 手浴介助

 

主な訓練内容

  • 介護職員初任者研修

 【体位変換介助】「いっしょに動きましょう!」という声かけが大切です。

 体位変換介助

 

 【移乗介助】「いち、にの、さん」と声かけして要介護者といっしょに動きます。

 移乗介助

 

 

 【食事介助】要介護者のペースで飲んだり食べたりすることを心がけます。

 水分補給食事介助

 

 

 【着脱介助】要介護者のペースで着替えることを心がけます。

 着脱(仰臥位)

 

 

  • 生活習慣訓練

 【金銭管理】買い物レシートを参考にお小遣い帳を作成しています。

 金銭管理

 

 

 

その他の訓練

 

  【窓ふき作業】高いところは道具を使用しておこないます。

 窓ふき作業

 

 【普通救命講習】心肺蘇生をAEDも活用し、みんなの力を借りておこないます。

 普通救命講習

 

 【毎朝のストレッチ】しっかり体をほぐします。

 ストレッチ

 

 【毎朝の20分間走】自分のペースで走ります!

 ジョギング20分

 

 【バイタルチェック】脈拍を測っています。

 バイタルチェック

 

 【高齢者体験】老化による体の変化を体験しています。

 高齢者体験

 

 【視覚障がい者体験】アイマスクをつけて階段を上り下りしています。

 視覚障がい体験

 

 

校内行事

 

 【校内スポーツ大会:グラウンドゴルフ】

 スポーツ大会

 

 【校内避難訓練:消火訓練】

 消火訓練

 

 【オープンキャンパス】体験者にベッドメイクを教えています。

 オープンキャンパスオープンキャンパスベッドメイク

 

 

 

 

就職先

●就職について、年5回の現場実習をおこない、受け入れ先には訓練生を理解してもらい、また訓練生は信頼を得るように実習を重ね、

 実習先での就職を目指しています。

 

●介護だけでなく、自分に合った業種が他に見つかればその方向で就職を支援していきます。

 

●本人には障がいをオープンにしてもらい、受け入れ先にもお互い納得のうえでの障がい者雇用を目指しています。

 

●修了後も定期的にアフターフォローをして、人間関係や業務内容等がうまくいっているか確認しています。

 

大きな介護施設となると、シーツ交換専門、清掃専門、洗濯専門、調理専門などコミュニケーションが苦手な方も特技を活かして就職

 することが可能です。

 

●令和5年度修了生は5名で、全員一般就労しました。いずれも介護関連の業種です。

 

介護サービス科では、随時、見学を受け付けております

訓練が行われている日(月曜日から金曜日)のご希望の時間をお電話でお伝え下さい。

※夏季・冬季休暇あり

 

介護職員初任者研修について

研修機関情報

研修概要

課程責任者

【課程編集責任者】

島根県立東部高等技術校

指導第一課長(介護サービス科長兼務)

浅津敏彦

 

研修カリキュラム

 

科目の特徴

 担当講師は、介護や看護の分野で経験豊富です。テキストの内容だけでなく、現場での体験談や最新情報も含んだ講義内容が期待できます。

 演習は、ベッドや車いす等の多数の福祉用具を使用します。

 科目によってペアやグループになって、介護者役・要介護者役の両方の立場での介護演習を実施し、それぞれの立場を体験し学べるようにしています。

 

【口腔ケアの訓練】

口腔ケア訓練

 

修了評価

  • 修了評価については、島根県介護職員初任者研修実施要網及び東部高等技術校介護職員初任者研修修了認定要領に基づく

 

講師情報

実績情報

 

お問合わせ・資料請求先

島根県立東部高等技術校

介護サービス科

TEL0853−28−2735

 

事業所の苦情相談などの対応者

島根県立東部高等技術校

教頭岩田正人

TEL0853−28−2733

 


お問い合わせ先

東部高等技術校

   ●お問い合わせ先●
島根県立東部高等技術校
住所:〒693-0043島根県出雲市長浜町3057-11
TEL:0853-28-2733
FAX:0853-28-2736
E-Mail:tobukotogi@pref.shimane.lg.jp