治山・林道
治山・林道業務について紹介します。
■【業務紹介】
=山地災害や洪水・渇水を防ぎ、快適な生活環境を保全する治山事業(治山・林道G)=
・復旧治山事業・予防治山事業・林地荒廃防止事業(管内一円)
災害によって、あるいは災害の兆しのある荒廃した渓流や山腹において、治山ダム工、山腹工等を施工するなどして 土砂の流出や山崩れを防止します。
災害によって、あるいは災害の兆しのある荒廃した渓流や山腹において、治山ダム工、山腹工等を施工するなどして 土砂の流出や山崩れを防止します。
・地域防災対策総合治山事業(浜田市三隅町井野地区)
浜田市三隅町においては、過去に数々の災害が発生しており、中でも昭和58年の豪雨災害は、死者、行方不明者33名、被害総額7百億円という大災害でした。
当地区は、浜田市三隅町の中でも災害の発生しやすい地域で、家屋等は山腹と近接しているものが多く、今後も災害の危険性が高くなっています。
以上のことから当事業を導入し、H15〜H17の3カ年で治山施設と荒廃森林を一体として整備し、総合的に山地災害を防止します。
浜田市三隅町においては、過去に数々の災害が発生しており、中でも昭和58年の豪雨災害は、死者、行方不明者33名、被害総額7百億円という大災害でした。
当地区は、浜田市三隅町の中でも災害の発生しやすい地域で、家屋等は山腹と近接しているものが多く、今後も災害の危険性が高くなっています。
以上のことから当事業を導入し、H15〜H17の3カ年で治山施設と荒廃森林を一体として整備し、総合的に山地災害を防止します。
・水源森林総合整備事業(浜田市弥栄町田野原地区)
近年、良質な水の安定的な供給や安全な国土基盤の形成に対する国民的要求が高まっており、水源地域の森林においては、水源涵養機能の低下した荒廃森林の整備が緊急の課題になっています。
当地区は平成3年に完成した御部ダム上流域の重要な水源地域であり、区域面積の82%が保安林でありますが人工林率は27%に過ぎず、後は手入れの行き届かない天然林であり公益的機能が低下しています。
このため、森林の有する水源涵養機能を高度に発揮させ、水資源の確保と国土の保全に資するため、当該事業を導入し、H16〜H18の3カ年でハード面と一体とした荒廃森林の整備を面的、総合的に実施して行きます。
近年、良質な水の安定的な供給や安全な国土基盤の形成に対する国民的要求が高まっており、水源地域の森林においては、水源涵養機能の低下した荒廃森林の整備が緊急の課題になっています。
当地区は平成3年に完成した御部ダム上流域の重要な水源地域であり、区域面積の82%が保安林でありますが人工林率は27%に過ぎず、後は手入れの行き届かない天然林であり公益的機能が低下しています。
このため、森林の有する水源涵養機能を高度に発揮させ、水資源の確保と国土の保全に資するため、当該事業を導入し、H16〜H18の3カ年でハード面と一体とした荒廃森林の整備を面的、総合的に実施して行きます。
・海岸防災林造成事業(浜田市〜江津市海岸)
浜田市から江津市にかけての海岸線は従来、海岸沿いの松林が冬の季節風等による飛砂災害を軽減していたが、その松林も昭和50年頃から松食い虫被害が進行し、その機能が低下したため、周辺の家屋、農地、市道等への飛砂被害が拡大してきた。このため、当事業を導入し、松食い虫被害跡地への植裁、現行の森林の生育を助長するため、海岸からの風と飛砂の軽減を目的とした防風工(盛り土+防風柵)を施工し、森林の機能(飛砂の防止)の回復を図ります。
防風柵には地域産の間伐材が使われています。
浜田市から江津市にかけての海岸線は従来、海岸沿いの松林が冬の季節風等による飛砂災害を軽減していたが、その松林も昭和50年頃から松食い虫被害が進行し、その機能が低下したため、周辺の家屋、農地、市道等への飛砂被害が拡大してきた。このため、当事業を導入し、松食い虫被害跡地への植裁、現行の森林の生育を助長するため、海岸からの風と飛砂の軽減を目的とした防風工(盛り土+防風柵)を施工し、森林の機能(飛砂の防止)の回復を図ります。
防風柵には地域産の間伐材が使われています。
・地すべり防止事業(浜田市三隅町、浜田市弥栄町)
当管内の地すべり防止区域内において、地下水を排除するための集水井や水抜きボーリングを施工したり、移動する土砂全体を抑える杭打工を施工しています。
当管内の地すべり防止区域内において、地下水を排除するための集水井や水抜きボーリングを施工したり、移動する土砂全体を抑える杭打工を施工しています。
=県土保全機能の向上及び山村地域の振興(治山・林道G)=
・林道開設事業(森林基幹道)足尾線
林道は、手入れが必要な森林へのアクセス、機械化等を通じた効率的な森林施業、木材の生産、加工をするために書くことの出来ない施設であると共に、山村地域において住民の生活の基盤としてまた、森林浴等を楽しむ人々のためのアクセス道としても重要な役割を果たしています。
足尾線は浜田市旭町の都川から来尾を結ぶ延長12kmの林道で、総工費40億円を投入して平成6年から工事を行っています。
現在の進捗状況は50%で、完成は10年後を目標にしています。
林道は、手入れが必要な森林へのアクセス、機械化等を通じた効率的な森林施業、木材の生産、加工をするために書くことの出来ない施設であると共に、山村地域において住民の生活の基盤としてまた、森林浴等を楽しむ人々のためのアクセス道としても重要な役割を果たしています。
足尾線は浜田市旭町の都川から来尾を結ぶ延長12kmの林道で、総工費40億円を投入して平成6年から工事を行っています。
現在の進捗状況は50%で、完成は10年後を目標にしています。
■【トピックス】
(治山・林道グループ)
○木材利用促進の取り組み
治山・林道事業では間伐材を積極的に利用した工事を行っています。
間伐は、森林の適正な管理の内特に重要なものの一つであり、間伐材を積極的に使用することで間伐が進み、健全な森林が保たれます。
使用する間伐材は、丸棒などに製材加工したものだけではなく、素材(皮付き)のまま使用出来る工法も取り入れて、木製構造物や工事用看板などに使用してています。
お問い合わせ先
浜田県土整備事務所
浜田県土整備事務所 〒697-0041 島根県浜田市片庭町254 電 話 0855-29-5654 FAX0855-29-5691(業務部、維持管理部、土木工務部) 0855-29-5623(農林工務部)