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練習船「神海丸」関連情報

神海丸について

  • 第四代大型水産練習船「神海丸」

 

右舷からみた神海丸このたび、第四代となります島根県大型水産練習船「神海丸」が竣工しました。

 本船は、沿岸から遠洋にわたる漁業実習や航海・機関実習に対応できるよう、最新の機器を搭載しております。また学習室を新設して教育環境を充実させ、生徒室を拡充するなど快適な居住環境にも配慮しています。最新の環境規制に対応したエンジンを搭載し、機関室からの排熱を利用した乾燥設備を設けるなど、環境問題にも対応しており、全国でも最新鋭の大型練習船です。

 

 神海丸は東日本大震災後、受注造船所で初めて建造された「復興一番船」であり、船体のデザインは東北地方を少しでも応援する表現になればと考え、島根と東北を結びつける「絆」をテーマとし、船首側から島根県旗の地色を描き、途中から岩手県(青系)、宮城県(緑系)、福島県(橙系)の各県旗の地色とし、それらが島根県旗のマークで結びつくようにイメージしました。左舷から見た神海丸

 最船首部は、島根県の魚である「トビウオ」が勢いよく跳ねる姿を島根県旗の地色で表現しました。

 

 

■第四代神海丸主要目
  • 全長
68.02m
  • 保冷倉容量
80.21m3
  • 登録長
61.46m
  • 凍結室容量
56.54m3
  • 型幅
10.00m
  • 準備室容量
24.15m3
  • 型深
6.40m
  • 燃料油槽
402.58m3
  • 船型
全通二層甲板型
  • 減揺タンク
63.12m3
  • 資格
第三種漁船
  • 潤滑油槽
166.07m3
  • 航行区域
遠洋区域(国際航海)
  • 清水槽
68.50m3
  • 総トン数
699トン
  • 雑用清水槽
25.65m3
  • 国際総トン数
999トン
  • 凍結能力
3.8トン/36h
  • 船舶番号
141790
  • 起工年月日
平成24年6月22日
  • 信号符字
7JNI
  • 進水年月日
平成24年11月21日
  • 船籍港
島根県松江市
  • 竣工年月日
平成25年3月28日
  • 定員
93名
  • 建造所
株式会社ヤマニシ
  • 速力(最大)
  • 速力(航海)

15.7ノット

13.5ノット

  • 設計監督

社団法人

海洋水産システム協会

 

 

  • 航海の概要
    航海の種類 航海の内容
    多目的航海

    航海実習

    ○目的
    浜田・隠岐水産高等学校の専攻科1・2年生を対象にして航海や機関に関する技術向上を図るため、国内の主要な海域を航海します。

    ○寄港地

     北海道方面への北回り航海と沖縄方面への南回り航海を隔年で実施し二年間で日本一周します。

     高松(香川)、神戸(兵庫)、豊海(東京)、石巻(宮城)、函館・小樽(北海道)、佐渡(新潟)、博多(福岡)、長崎(長崎)、鹿児島、名瀬(鹿児島)、沖縄・石垣(沖縄)など
    ○実施時期

     5月〜6月

    沿岸・沖合

    漁業実習

    ○目的

     沿岸漁業や沖合漁業技術習得のために日本海において、イカ釣り実習及び竿釣り実習を行ないます。

    ○実施時期

     6月〜7月

    海洋漁業実習(マグロ) 第一次航海 ○目的
    浜田・隠岐水産高等学校の専攻科1年生及び海洋系学科の2年生がハワイ近海でマグロ延縄実習を行ないます。同時に乗船履歴取得、航海・機関技術の向上を図ります。
    ○内容
    1第一次航海・・・9月〜11月(ハワイ周辺、主に北方海域)
    2第二次航海・・・1月〜3月(ハワイ周辺、主に南方海域)
    第二次航海

 

神海丸応援フラッグ

島根の水産物ブランド:神海魚(しんかいぎょ)

「神々の集う島根の海」

神海丸応援フラッグ

島根県の水産・海洋関連産業の振興と神海丸の安航を願うと同時に島根県のPRを兼ね「神海丸応援フラッグ」を作製しました。

入港中は神海丸のレーダーマストに掲げられることになっています。

 

神海丸航海記録

船のアイコン

 〇神海丸の航海軌跡、航海記録を紹介しています。(外部サイトへリンク

 


お問い合わせ先

学校企画課

〒690-8502 松江市殿町1番地(県庁分庁舎)
TEL: 0852-22-5410
FAX: 0852-22-5762
MAIL: gakkokikaku@pref.shimane.lg.jp