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2014(H26)年 <  2015(H27)年 年報  > 2016(H28)年
目次I.概要II-1.発生状況の解析と評価II-2.定点把握疾患発生状況III.検査情報
インフルエンザ定点小児科定点眼科定点基幹病院定点
(5) 水痘 >データ表示
 2014年10月から1〜2歳児の定期予防接種が始まり、効果は翌月から現れ、2015年(428件)は1年を通して少なく、例年の1/4程度に減少した。
 2013年(1,429件)の各月は34〜188件に分布し、冬季のピーク(2012年12月205件、2013年1月146件)及び初夏のピーク(2013年4月161件、5月158件)が明白であったのに対し、2015年(428件)は各月7〜70件に分布し、1月70件、11月52件、12月44件とやや多かったものの、初夏のピークは無かった。
 2005年から2013年まで1,429〜2,036件の幅で推移していたが、2015年は4週換算した各月で過去5年間の平均と比べ13.5%〜41.9%の件数であった。全国的にも、2014年10月以降、過去10年間と比較して最少の件数が続いている。
 年齢別では、2015年は生後6か月までの乳児.2%、生後7〜12か月の乳児7.5%、1歳代22.2%、2歳代16.8%、3〜9歳46.7%、10歳代4.9%、成人0.7%であった。
 2013年から2009年の5年間の平均(分布幅)は、生後6か月までの乳児2.6%2.3〜3.2%)、生後7〜12か月の乳児7.5%(6.2〜8.2%)、1歳代28.4%(25.6〜32.8%)、2歳代24.8%(24.1〜25.8%)、3〜9歳35.1%(30.7〜37.5%)、10歳代1.1%(0.9〜1.5%)、成人0.5%(0.4〜0.7%)であった。
 1〜2歳は、減少はしたものの少なくない罹患児があり、接種年齢に達したらできるだけ早期に接種を済ませる必要がある。生後6か月までの乳児の減少は集団免疫効果がより強く作用した可能性がある。3〜9歳及び10歳代の割合は明らかに増加した。


水痘報告グラフ
過去5年間比較
過去10年間推移
過去10年間推移
過去報告推移
島根県報告推移
地域別報告推移
年齢別報告推移
全国地域別報告推移

シーズン別の報告数合計:水痘
平均報告数2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年2013年 2014年2015年
1,5832,0362,1571,8821,5801,6711,9091,5911,6081,429 1,117428


解析と評価
発生状況
表5.指数(県)
表6.指数(地区)
表7.地区
表8.月(県)
表09-1.月(東)
表09-2.月(中)
表09-3.月(西)
表09-4.月(隠)
表10.年齢
島根県感染症情報センター