島根県感染症情報：2025年19週週報

１）全数報告感染症（１～５類感染症）　

　結核が3件(出雲圏域2件、益田圏域1件)、日本紅斑熱が2件(浜田圏域1件、益田圏域1件)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症が1件(益田圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、百日咳が17件(松江圏域3件、雲南圏域10件、出雲圏域1件、大田圏域2件、浜田圏域1件)、報告されています。

２）定点報告５類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数

〇新型コロナ感染症：報告数は定点あたり0.8人で、非流行期(2以下)のレベルが続いています。

〇インフルエンザ：ほぼ終息しましたが、散発的な報告があります。

〇感染性胃腸炎：4月以降増加していましたが、減少傾向がみられます。出雲圏域(19.5)の報告が多くあります。

〇伝染性紅斑：出雲圏域で流行が続いています。松江圏域からも報告があります。

〇ＲＳウイルス感染症：少数の患者報告が続いていましたが、ほぼ報告がなくなりました。

〇咽頭結膜熱：浜田圏域(7.0)で報告数が多く、益田圏域、出雲圏域からも報告があります。

〇肺・気管支炎：ヒトメタニューモウイルスが検出されています。

〇感染性胃腸炎：ノロウイルスGⅡが検出されています。

〇SFTS ：SFTSウイルスが検出されています。

主な感染症の流行状況