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前月へ 島根県感染症情報(月報) 2021年5月 次月へ
県内情報週報の月集計データSTD・基幹定点月報全数報告疾患(全国)
1.県内感染症情報
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)[ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が5件(松江市圏域2件、出雲圏域2件、浜田圏域1件)、 つつが虫病が1件(松江県圏域)、 日本紅斑熱が4件(出雲圏域2件、益田圏域2件)、 レジオネラ症が1件(松江市圏域)、 重症熱性血小板減少症候群が1件(浜田圏域)、 後天性免疫不全症候群が1件(松江市圏域)、 侵襲性肺炎球菌感染症が1件(出雲圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が2件(出雲圏域)、 新型コロナウイルス感染症が183件(松江市圏域43件、雲南圏域14件、出雲圏域30件、浜田圏域14件、益田圏域68件、大田圏域12件、隠岐圏域2件)、 報告されています。
*週報報告医療機関からの報告患者数(4週換算) : 3月 942件、 4月 677件、 5月 504件
2)インフルエンザおよび小児科定点報告( )内は月の定点当たり報告数(4週換算) [ ]は週当り定点当り報告数
〇感染性胃腸炎 :(15.9)。 全県的には減少傾向で、4月のおよそ2/3でした。 東部地区の流行は期間の後半ではかなり収まってきておりますが、中部と西部では期間の後半で少し増加しました。 このまま収まるのが例年の流れですが、再流行しないか、今後の動向には注意を要します。
〇咽頭結膜熱 :(1.2)。 まだ流行と言えるレベルではありませんが、プール熱の別名があるようにプールの時期に多くなることが過去にはありました。 これからプールの時期ですので、今後の動向には注意を要します。
〇RSウイルス感染症 :(0.5)。 期間の後半に松江圏域から流行の兆しとも言える患者報告があり、益田圏域からも報告がありました。 全国ではかなりの地域で増加し、特に九州各地で流行拡大中です。 例年は、お盆過ぎから11月ごろにかけて3歳までの乳幼児を中心に流行していましたが、昨年はコロナ自粛で全国的に全く流行しませんでした。 今年は、例年より早くからの流行となる可能性大です。
〇マイコプラズマ肺炎 :(0.1)。 5月はマイコプラズマ肺炎の報告は1件でした。 肺炎に至るのは一部で、「カゼ」や気管支炎で治癒する場合が多い疾患のため、外来患者の中にはもう少し存在すると考えられます。
発生推移グラフ グラフ凡例
感染性胃腸炎報告推移グラフ RSウイルス感染症報告推移グラフ
3)眼科定点報告
 流行性角結膜炎の患者発生報告が2件ありました。 急性出血性結膜炎は報告がありません。
4)性感染症報告
 性器クラミジア感染症が16件、性器ヘルペスウイルス感染症が6件、尖圭コンジローマが2件および淋菌感染症が5件 の患者発生報告があります。
5)基幹病院報告
〇細菌性髄膜炎:0件。 〇無菌性髄膜炎:1件。 〇マイコプラズマ肺炎:1件。
〇クラミジア肺炎:0件。 〇感染性胃腸炎(ロタ):0件。
〇メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症 :16件。地区別では東部2件(13%)、中部5件(31%)、西部9件(56%)、隠岐0件 年代別では70歳以上が12件(75%)を占めています。 
〇ペニシリン耐性肺炎球菌感染症:2件。 〇薬剤耐性緑膿菌感染症:0件。
2.病原体検出情報(2021年2月〜2021年5月の検出結果)
 感染性胃腸炎からアデノウイルス6型およびノロウイルスG2が検出されています。 咽頭炎・扁桃炎からアデノウイルス1型、2型および5型が検出されています。 肺・気管支炎からはRSウイルスが検出されています。
2021年2月から2021年5月までの診断名別病原体検出数:島根県保健環境科学研究所(一部抜粋)
ウイルス名アデノRSノロSFTSV新型コロナ 合計
1256G2
感染性胃腸炎   1 2   3
咽頭炎451     10
扁桃炎63      9
肺・気管支炎    2    2
SFTS      3  3
COVID-19       231231
その他1  2    3
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