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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第41週 (10/8〜10/14) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(松江圏域)、 日本紅斑熱が1件(松江圏域)、 レジオネラ症が1件(松江圏域)、 アメーバ赤痢が1件(松江圏域)、 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(益田圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇手足口病 :県内全域(2.7)の患者報告数は横ばいです。 すべての圏域で患者発生報告があり、松江圏域(4.1)、益田圏域(3.7)、出雲圏域(3.2)および隠岐圏域(2.0)で定点当り2.0人を超えて流行しています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(1.0)の患者報告数は減少しています。 益田圏域(2.7)および雲南圏域(2.0)で定点当り2.0人を超えてやや流行しているほか、松江圏域(1.0)および出雲圏域(0.8)で患者発生報告があります。 年齢別では2歳未満の乳幼児が9割を占めています。
〇A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.2)の患者報告数は横ばいです。 松江圏域(2.0)で定点当り2.0人を超えてやや流行しているほか、大田圏域および隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
〇インフルエンザ :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 大田圏域(2.7)では定点当り1.0人を超えてやや流行しているほか、浜田圏域(0.4)で患者発生報告があります。 迅速検査では、浜田圏域でA型が検出されています。
〇流行性角結膜炎 :松江圏域(1.0)および出雲圏域(1.0)の眼科定点で患者発生報告があります。 年齢別ではすべて20歳以上の症例となっています。
〇マイコプラズマ肺炎 :浜田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUおよびエコーウイルス18型が検出されています。
〇手足口病 :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
〇ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA2型が検出されています。
〇熱性疾患 :エンテロウイルスD68が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルス、ライノウイルス、アデノウイルス2型、エンテロウイルスD68およびエコーウイルス11型が検出されています。
〇発疹症 :エコーウイルス11型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病横這横這増加 横這横這
RSウイルス感染症減少減少減少 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
インフルエンザ横這横這×報告なし× 横這報告なし×
流行性角結膜炎横這横這横這 横這×報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
手足口病発生推移グラフ RSウイルス感染症発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ 流行性角結膜炎発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ
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