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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2018年 第40週 (10/1〜10/7) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が6件[1](松江圏域2件、雲南圏域1件、出雲圏域2件、大田圏域1件[1])、 日本紅斑熱が1件(益田圏域)、 百日咳が1件(出雲圏域)、 報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
〇手足口病 :県内全域(3.5)の患者報告数は増加しています。 大田圏域を除く各圏域で患者発生報告があり、松江圏域(6.4)では警報レベル(5.0)を超える流行となっているほか、益田圏域(3.7)、出雲圏域(3.2)および浜田圏域(2.3)で定点当り2.0人を超えて流行しています。
〇RSウイルス感染症 :県内全域(1.3)の患者報告数は減少しています。 隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ :県内全域(0.3)の患者報告数は横ばいです。 雲南圏域(1.0)、浜田圏域(0.7)、出雲圏域(0.4)、および松江圏域(0.3)で患者発生報告があります。
〇インフルエンザ :県内全域(0.4)の患者報告数は第39週(0)と比較して増加しています。 大田圏域(3.7)では定点当り1.0人を超えてやや流行しているほか、益田圏域(0.4)および松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。 迅速検査では、松江圏域および益田圏域でA型が検出されています。
〇流行性角結膜炎 :出雲圏域(3.0)および浜田圏域(1.0)の眼科定点で患者発生報告があります。 年齢群別ではすべて20歳以上の症例となっています。
〇細菌性髄膜炎 :松江圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
〇無菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
〇感染性胃腸炎 :ノロウイルスGUおよびエコーウイルス18型が検出されています。
〇手足口病 :エコーウイルス18型が検出されています。
〇ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA2型およびA4型が検出されています。
〇熱性疾患 :パラインフルエンザウイルス3型、ライノウイルス、エコーウイルス11型およびアデノウイルス2型が検出されています。
〇肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、RSウイルス、ライノウイルス、アデノウイルス2型およびパラインフルエンザウイルス1型、3型が検出されています。
〇無菌性髄膜炎 :エコーウイルス11型が検出されています。
〇発疹症 :エコーウイルス11型および18型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
RSウイルス感染症減少減少横這 横這報告なし×
手足口病増加増加増加 横這横這
ヘルパンギーナ横這横這横這 横這報告なし×
インフルエンザ横這横這報告なし× 横這報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這報告なし×
記号の説明
◎:流行、〇:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
RSウイルス感染症発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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