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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第24週 (6/12〜6/18) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が5件[1](松江圏域1件、雲南圏域2件、出雲圏域1件[1]、浜田圏域1件)、レジオネラ症が1件(益田圏域)、重症熱性血小板減少症候群が1件(松江圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :松江圏域(0.1)で散発的な患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.1)の患者報告数はほぼ横ばいですが、大田圏域(12.0)で流行しています。松江圏域(9.0)及び出雲圏域(4.8)でやや流行しているほか、浜田圏域(1.0)及び益田圏域(1.0)で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.8)の患者報告数は第23週に比べ減少していますが、松江圏域(5.1)では警報レベル終息基準値(4.0)を超える流行となっています。出雲圏域(4.0)及び雲南圏域(3.5)で流行しているほか、隠岐圏域(2.0)で患者発生報告があります。
○手足口病 :県内全域(1.7)の患者報告数は増加しています。隠岐圏域(22.0)で急増し警報レベル(5.0)を超える流行が続いています。松江圏域(1.7)で流行しているほか、雲南圏域及び益田圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.0)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。出雲圏域(2.2)、 益田圏域(2.0)及び雲南圏域(1.5)で流行しているほか、松江圏域(0.3)で患者発生報告があり注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :松江圏域(1.0)、出雲圏域(0.6)及び雲南圏域(0.5)で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :大田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :浜田圏域(3.0)、松江圏域(1.0)及び出雲圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGT型・GU型、アデノウイルス2型・5型が検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA6型、パラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型・2型・5型、パラインフルエンザウイルス3型が検出されています。
○肺・気管支炎 :ヒトメタニューモウイルス、パラインフルエンザウイルス3型、アデノウイルス1型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這× 横這×報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這×横這
手足口病増加横這横這 横這急増
流行性耳下腺炎減少横這減少 減少報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這×報告なし×
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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