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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第23週 (6/5〜6/11) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が2件[1](出雲圏域1件[1]、浜田圏域1件)、重症熱性血小板減少症候群が2件(浜田圏域1件、益田圏域1件)、カルバペネム耐性腸内細菌感染症が1件(益田圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :松江圏域(0.3)及び出雲圏域(0.1)で散発的な患者発生報告があり、A型が検出(迅速診断)されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域(5.0)の患者報告数はほぼ横ばいですが、松江圏域(9.9)及び大田圏域(5.0)でやや流行しているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(4.2)の患者報告数は増加しています。松江圏域(8.7)では警報レベル(8.0)を超える流行となっています。出雲圏域(5.6)で流行しているほか、浜田圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(0.9)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いています。雲南圏域(2.5)、出雲圏域(1.6)及び益田圏域(1.3)で流行しているほか、松江圏域(0.4)で患者発生報告があり注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :松江圏域(1.1)、雲南圏域(1.0)、出雲圏域(0.8)及び浜田圏域(0.3)で患者発生報告があります。
○手足口病 :隠岐圏域(7.0)で警報レベル(5.0)を超える流行となっているほか、大田圏域(1.0)及び松江圏域(0.9)で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :松江圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :B型(ビクトリア、山形)が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGT型・GU型、アデノウイルス2型が検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型、2型、5型が検出されています。
○肺・気管支炎 :下気道炎の患者からヒトメタニューモウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這 横這×報告なし×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這報告なし×
A群溶連菌咽頭炎横這横這増加 横這横這
流行性耳下腺炎減少横這減少 減少報告なし×
咽頭結膜熱横這横這横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這× 横這増加
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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