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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2017年 第21週 (5/22〜5/28) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 結核が1件(出雲圏域)、A型肝炎が1件(松江圏域)、アメーバ赤痢が1件(松江圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が2件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域(0.5)の患者報告数は減少しています。松江圏域(1.5)及び浜田圏域(0.8)で患者発生報告があります。松江圏域ではA型・B型が検出(迅速診断)され、浜田圏域ではB型が検出されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域(6.0)の患者報告数はほぼ横ばいですが、松江圏域(11.3)で流行しています。大田圏域(7.5)及び益田圏域(5.3)でやや流行しているほか、隠岐圏域を除く各圏域で患者発生報告があります。手洗いの励行をし、食品の取扱いに注意しましょう。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域(2.8)の患者報告数は第20週に比べ減少していますが、松江圏域(5.1)では警報レベル終息基準値(4.0)を超える流行となっています。出雲圏域(5.0)で流行しているほか、雲南圏域(1.5)及び大田圏域(0.5)で患者発生報告があります。
○流行性耳下腺炎 :県内全域(1.7)の患者報告数は過去5年間の同期に比べ多い状況が続いており、特に、益田圏域(5.0)では警報レベル終息基準値(2.0)を超える流行が続いています。出雲圏域(3.0)で注意報レベル(3.0)以上の流行が続いているほか、雲南圏域(2.0)、大田圏域(0.5)及び松江圏域(0.4)で患者発生報告があり注意が必要です。
○咽頭結膜熱 :松江圏域(2.1)で流行しているほか、益田圏域(0.7)、雲南圏域(0.5)及び出雲圏域(0.4)で患者発生報告があります。
○手足口病 :隠岐圏域(3.0)、松江圏域(0.7)、雲南圏域(0.5)、大田圏域(0.5)及び出雲圏域(0.2)で患者発生報告があります。
○無菌性髄膜炎 :出雲圏域(0.5)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
○感染性胃腸炎(ロタ) :大田圏域(1.0)の基幹病院定点で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :益田圏域でA香港型、A2009型及びB型(ビクトリア)、松江圏域でB型(ビクトリア、山形)が検出されています。
○感染性胃腸炎 :ノロウイルスGT型、GU型、アデノウイルス2型が検出されています。
○手足口病 :コクサッキーウイルスA6型が検出されています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型、2型、5型が検出されています。
○肺・気管支炎 :上気道及び下気道炎の患者からライノウイルス及びアデノウイルス2型が検出されています。また、下気道炎の患者からヒトメタニューモウイルスが検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ横這横這横這× 横這横這×
感染性胃腸炎横這横這横這 横這横這×
A群溶連菌咽頭炎横這横這横這 横這横這×
流行性耳下腺炎減少減少横這 減少報告なし×
咽頭結膜熱横這増加横這 横這報告なし×
手足口病横這横這横這 横這横這
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 流行性耳下腺炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
凡例
推移グラフ一覧
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