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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2014年 第23週 (6/2〜6/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
 今週の報告はありませんでした。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
○インフルエンザ :県内全域の患者発生報告数(0.1)は減少しています。松江圏域(0.3)で患者発生報告が あります。松江圏域の学校で学級閉鎖が1件あり、迅速キットでB型と診断されています。
○感染性胃腸炎 :県内全域の患者発生報告数(9.6)は増加傾向です。隠岐圏域を除く各圏域で患者発生 報告があり、雲南圏域(14.0)、松江圏域(13.7)及び出雲圏域(10.8)では定点当りの患 者報告数が10人を超える流行となっています。
○咽頭結膜熱 :松江圏域(2.0)、出雲圏域(2.0)、雲南圏域(1.0)及び浜田圏域(0.7)で患者発生報告が あります。
○A群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者発生報告数(5.0)は増加しています。松江圏域(8.3)及び益田圏域(8.3 )では警報レベル(8.0)を超える流行となっています。
○感染性胃腸炎(ロタ) :益田圏域(5.0)及び浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
○インフルエンザ :B型、A香港(AH3)型が第21週まで、A2009(AH1)型が第18週まで散発的に検出されてい ます。
○感染性胃腸炎 :A群ロタウイルス、ノロウイルスG1型、G2型、エンテリックアデノウイルス、サポウ イルスなどが検出されており、5月以降、ノロウイルスの検出が増加しています。
○咽頭結膜熱 :アデノウイルス1型、2型、3型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :東部・中部でコクサッキーウイルスA4型が検出されています。
○肺・気管支炎 :ライノウイルス、パラインフルエンザウイルス1型、3型、ヒトボカウイルスが検出さ れています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部
インフルエンザ横這横這横這× 横這×
感染性胃腸炎横這横這増加 横這
咽頭結膜熱増加増加増加 横這
ヘルパンギーナ横這横這横這 横這
A群溶連菌咽頭炎増加急増横這 増加
ロタウイルス減少報告なし×横這× 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
インフルエンザ発生推移グラフ 感染性胃腸炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ ロタウイルス発生推移グラフ
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