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  1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
  腸管出血性大腸菌感染症(026)が3件(雲南圏域)報告されていま
 す。
 
  2)定点報告5類感染症 (   )内数字は、週の定点当り患者報告数
○手足口病
 :県内全域で流行が続いています。特に、松江圏域(11.6)及び出雲圏域(5.8)では、定
点当りの患者報告数が増加し、警報レベル(5.0)を超えており注意が必要です。うが
い・手洗い等の感染予防を心掛けましょう。
 
 ○咽頭結膜熱
 :松江・出雲・大田・益田圏域で散発的な患者報告があります。
 
 ○感染性胃腸炎
 :患者報告数は、増減を繰り返し横ばい状態です。
 
 ○水痘
 :患者報告数は、増減を繰り返し横ばい状態です。
 
 ○A群溶連菌咽頭炎
 :患者報告数は減少しており、散発的な発生となっています。
 
 ○ヘルパンギーナ
 :松江圏域(4.4)及び隠岐圏域(10.0)で患者報告数が増加し、特に隠岐圏域では、定点
当りの患者報告数が警報レベル(6.0)を超える流行となっています。夏期に流行する
疾患として、今後の動向に注意が必要です。
 
 ○無菌性髄膜炎
 :出雲圏域の基幹病院定点で、6月下旬から患者報告が続いています。
 
○手足口病
 :東部ではコクサッキーウイルスA16型が、中部・西部ではA6型が検出されています。
 
 ○無菌性髄膜炎
 :エコーウイルス6型が検出されています。
 
 ○ヘルパンギーナ
 :コクサッキーウイルスA8、A10型が検出されています。
 
 ○呼吸器感染症
 :アデノウイルス2型、パラインフルエンザウイルス1型が検出されています。
 
記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし
過去4週の流行の推移








