トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

前週へ 島根県感染症情報(週報) 2010年 第31週 (8/2〜8/8) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が1件(雲南圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○手足口病 :依然、県内全域で小規模な流行が長期間続いています。特に第31週は大田圏域で急 増しました。原因ウイルスとして、感染により脳炎及び髄膜炎等を併発するなど重症 化する可能性が報告されているエンテロウイルス71型が検出されており注意が必要で す。
○ヘルパンギーナ :第31週は東・中部の報告患者数が増加し、県内の流行は拡大しています。また、患 者は1歳〜4歳の乳幼児がほとんどです。
○流行性耳下腺炎 :東部で報告患者数が増加しており、警報レベルの定点当たり6.0となっています。3 〜4年毎に流行すること及び2006年以降県内での大規模な流行は起こっていないこと から今後の動向に注意する必要があります。
3)主な病原体の分離状況等
○感染性胃腸炎 :サポウイルスが検出されています。
○手足口病 :エンテロウイルス71型が検出されています。
○無菌性髄膜炎 :コクサッキーウイルスB4型が検出されています。
○ヘルパンギーナ :コクサッキーウイルスB2型が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
手足口病 横這 減少 減少 増加
ヘルパンギーナ 増加 増加 増加 横這
流行性耳下腺炎 横這 増加 横這 横這 ×
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 横這 横這
水痘 減少 横這 横這 減少 ×

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ
流行性耳下腺炎発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター カウンター