トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症対策 > 感染症情報トップ > 週報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 週報
グラフ一覧

前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第35週 (8/25〜8/31) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
⇒ 印刷用PDF版
1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が3件(松江圏域1件、出雲圏域2件)、腸管出血性大腸菌感染症が1件(出雲 圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :県内全域で長期間小規模な流行が続いています。夏季は細菌性の流行が長期間続き ますので、手洗い、食品の加熱等の予防に心掛けてください。
○手足口病 :県内全域で患者数の増減を繰り返しながら長期間にわたり小規模に流行しています。 今後の動向に注意してください。
○A群溶連菌咽頭炎 :今週は出雲圏域で患者報告数が増加しました。うがい、手洗い等の感染予防に心掛 けましょう。
○ヘルパンギーナ :松江圏域は小規模に流行していますが、その他の圏域は終息に向かうと思われます。
○水痘 :現在はほぼ終息に近い状況ですが、今後、冬季に向かい流行は県内全域に拡大しま すので予防に心掛けてください。
○咽頭結膜熱 :今年は大規模な流行は起こりませんでしたが、小規模な流行が長期間続いています。 洗眼、手洗いの励行及びタオルの共同使用を控える等の感染予防に心掛けてください。
3)主な病原体の分離状況等
 ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA4型とコクサッキーウイルスB3型、手足口病からコクサッキー ウイルスA16型とエコーウイルス18型、発疹、発熱、咽頭炎からエコーウイルス18型、無菌性髄膜炎からエ コーウイルス18型とコクサッキーウイルスB3型が分離されています。感染性胃腸炎からはカンピロバクター、 サルモネラが分離されています。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 増加 横這
ヘルパンギーナ 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 × 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ
ヘルパンギーナ発生推移グラフ 水痘発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
凡例
 推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター カウンター