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前週へ 島根県感染症情報(週報) 2008年 第34週 (8/18〜8/24) 次週へ
県内情報(概況)島根県定点報告数全国定点報告数全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症)
 結核が3件(松江圏域1件、出雲圏域1件、益田圏域1件)、腸管出血性大腸菌感染症が1件(松江圏域)、A型肝炎が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症
○感染性胃腸炎 :冬季のピーク時と比較し報告患者数は1/4に減少しましたが、依然県内全域で小規 模な流行が続いています。夏季は細菌性の流行が長期間続きますので、手洗い、食品 の加熱等の予防に心掛けてください。
○ヘルパンギーナ :例年夏季に流行しますが、今年は小規模な流行に留まり、今後は終息に向かうと思 われます。
○手足口病 :ここ数週間は松江、出雲、益田圏域で小規模に流行しています。今週は新たに雲南 圏域で患者報告がありました。
○水痘 :県内全域で小規模流行しています。今後、冬季に向かって流行は拡大しますので予 防に心掛けてください。
○A群溶連菌咽頭炎 :6月にピークを迎えた流行が底をつき、今後、流行は拡大しますので、うがい、手 洗い等の感染予防に心掛けましょう。
○咽頭結膜熱 :報告患者数の増減を繰り返しながら長期間小規模な流行が続いています。洗眼、手 洗いの励行及びタオルの共同使用を控える等の感染予防に心掛けましょう。
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○無菌性髄膜炎
:出雲圏域で小児を中心に小規模な流行がおこっていますが、成人の報告もありますので、注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎 :雲南圏域のみで長期間流行が続いています。
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3)主な病原体の分離状況等
 ヘルパンギーナからコクサッキーウイルスA4型、手足口病からコクサッキーウイルスA16型、発疹、発熱、 咽頭炎からエコーウイルス18型、無菌性髄膜炎からエコーウイルス18型とコクサッキーウイルスB3型が分離 されています。感染性胃腸炎からはエコーウイルス18型、カンピロバクター、サルモネラが分離されていま す。
主な感染症の流行状況
疾患名 全県 東部 中部 西部
感染性胃腸炎 横這 横這 横這 横這
ヘルパンギーナ 横這 減少 横這 横這
手足口病 横這 横這 横這 横這
水痘 横這 横這 横這 × 横這
A群溶連菌咽頭炎 横這 横這 × 横這 横這
咽頭結膜熱 横這 横這 横這 横這

記号の説明
◎:流行、○:やや流行
△:散発、×:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
感染性胃腸炎発生推移グラフ ヘルパンギーナ発生推移グラフ 手足口病発生推移グラフ
水痘発生推移グラフ A群溶連菌咽頭炎発生推移グラフ 咽頭結膜熱発生推移グラフ
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