235例目(1月16日確認)について
確認された235例目について、1月17日に報道各社へ提供した資料は以下のとおりです。
報道発表資料
1概要
1月16日(土)に出雲保健所管内の医療機関を受診し、その医療機関で検査を実施した患者の陽性が判明しました。現在、患者は軽症です。
県内で235例目の新型コロナウイルス感染症患者となります。
2患者
【235例目】
(1)年代:20歳代
(2)性別:女性
(3)居住地:出雲市
(4)症状:発熱(最高37.4℃)、咳、鼻汁、嗅覚異常、頭痛、倦怠感、喉の違和感
3調査の状況
患者の行動調査、濃厚接触者の特定及び健康調査を実施中です。
県説明
【患者について】
- 患者さんは、「出雲市在住」、「20歳代」の「女性」であります。
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患者さんは、12日(火)に喉の違和感の症状があり、15日(金)からは37度台の発熱や頭痛等の症状がありました。
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その後、16日(土)には熱は下がったものの、嗅覚異常等の症状があり、同日、医療機関を受診し、その医療機関で検査を実施したところ「陽性」が判明したものであります。
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患者さんは、現在も、頭痛、倦怠感の症状がありますが、「軽症」であります。
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患者さんは、昨日から自宅で待機しておられ、本日、感染症対策を講じた医療機関に入院される予定であります。
【現時点での行動歴】
- 出雲保健所においては、感染拡大防止のため、昨日から、行動履歴や、濃厚接触者についての調査を行っており、現時点で把握できた行動歴等について説明します。
- 患者さんの行動歴の調査や検査を進めるなかで、感染拡大防止のために公表すべき情報があれば、改めて、情報提供いたします。
<発症日(無症状者は検体採取日)の2日前以降の行動>
- 発症日の2日前以降の患者さんの行動についてであります。
- この間は、患者さんから他の方に感染する可能性がある期間であり、感染のおそれの高い濃厚接触者を確認するための調査であります。
- この患者さんについては、発症日の12日(火)の2日前である10日(日)以降の行動になります。
(1)患者さんは、13日(水)までは県外に滞在されています。この県外での滞在は仕事ではありません。
(2)13日(水)までの県外での滞在期間中に、県外の方と会食されておられます
(3)13日(水)夜に島根県に帰県されています。県外への往来は、自家用車で移動されており、同乗者はおられません。
(4)14日(木)は自宅で過ごしておられ、日常生活で複数の方との接触はありますが、接触者は特定できております。
(5)15日(金)以降は、症状があったことから、自宅で療養されており、16日(土)に医療機関を受診され、検査を受けておられます。
(6)この間に、この患者さんと接触があった方は特定できており、県内での接触者は限定的で、ごく少数であります。
(7)接触があった県内の方については、本日から検体の採取を開始しており、速やかに、PCR検査など必要な検査を実施いたします。
<発症日(無症状者は検体採取日)の14日前の行動>
- 次に、発症14日前までの行動について、把握した情報について、ご説明します。この間に、患者さんがどこから感染したのか、この患者さん以外に感染者はいないのか、を調査するものであります。
(1)この間、先程説明したとおり、13日(水)まで県外に滞在されておられます。
(2)県外に滞在している期間中に、複数回、複数の方と会食されています。
(3)県外での行動歴の詳細については、現在、県外の所管保健所に調査を依頼しております。
(4)県外での行動歴を含め、行動歴の詳細については、現在、調査を進めております。
- 県としましては、濃厚接触者及び接触者の調査を積極的に行うとともに、接触があった方については、幅広にPCR検査など必要な検査を実施し、感染拡大の防止に努めてまいります。
【県民の皆さん、報道機関の皆さんへ】
- 県民の皆さまにおかれては、これまでもお願いしておりますとおり、県から提供する情報に基づき、冷静な対応をお願いします。
- 個人を特定する行為や、患者さんへの誹謗中傷が拡がったりすれば、その後の事案で、保健所への情報提供や、そもそも感染や症状を名乗り出ることを控えるなどの悪影響が懸念され、かえって、広く感染拡大が県民に及びかねないという状況になることが懸念されます。
- 患者さんの人権を守り、感染拡大を防止するために、個人を特定する行動や、患者さんへの誹謗中傷は許されませんので、厳に謹んでいただきますよう、お願い申し上げます。
- 県では、患者さんの行動歴の公表は、個人の特定につながることがないように、感染拡大を防止するために必要な場合に限っております。
- 県が公表する情報が具体的でないために、様々な推測や憶測がなされる場合がありますが、県が公表している内容を超える内容は事実とは限りませんので、注意してください。
- また、県では、感染のおそれが高い濃厚接触者だけでなく、感染拡大を未然に防止するために、必要に応じて、接触があった方などに幅広く検査を実施することとしております。そのため、検査を受けるということだけで、出勤、登園、登校をしないよう求めること、ましてや、検査を受けた方のご家族など、関係者までに、そうしたことを求めることは、過剰な対応となりますので、控えていただきますようお願いいたします。
- 報道機関の皆様には、引き続き、患者さん、周囲の方への配慮、プライバシーを尊重した報道に、ご配慮願います。
- また、全国的に新型コロナウイルス感染症が拡大傾向にあるなか、県内でも、感染者の発生が続いております。
- 県民の皆様におかれては、職場や家庭での感染を防ぐため、感染リスクが高まるとして、政府が注意喚起をしている、「5つの場面(飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間におよぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)」に注意していただくとともに、
引き続き、
(1)「三つの密」の回避
(2)「人と人との距離の確保」
(3)「マスクの着用」
(4)「手洗いなどの手指衛生」
など、基本的な感染対策に継続して取り組んでいただくよう、お願い申し上げます。
お問い合わせ先
薬事衛生課
島根県健康福祉部薬事衛生課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 (事務室は松江市殿町2番地 第2分庁舎3階にあります) TEL: 0852-22-5260(水道係) 0852-22-6530(感染症対策係) 0852-22-5259(薬事係) 0852-22-6529(営業指導係) 0852-22-6292(食品衛生係) FAX: 0852-22-6041 0852-22-6905(感染症対策係) yakuji@pref.shimane.lg.jp