と畜検査
現場検査
■生体検査
家畜がと畜場へ搬入されると、と畜検査員により「生体検査」が行われます。生体検査は、目で見る「望診」、聴診器等の器具を使って行う「聴診」や「打診」、手で触れて行う「触診」及び「検温」等の検査方法で行われます。
この検査で異常が発見され精密検査が必要とされる場合は、血液、尿等の検査材料が採取され、精密検査が行われます。
その結果とあわせて診断し、必要な場合にはと殺禁止処分とします。
それ以外のものは、と殺されます。
■解体前検査
と殺された後、「解体前検査」が行われます。解体前検査は、「望診」と「触診」を主とした検査が行われます。
この検査で異常が発見され精密検査が必要とされる場合は、血液、尿等の検査材料が採取され、精密検査が行われます。
その結果とあわせて診断し、必要な場合には解体禁止処分とします。
それ以外のものは、解体されます。
■解体後検査
解体後検査は、頭部、枝肉及び内臓についてそれぞれ、「望診」、「触診」及び各臓器等を切開して観察する「剖診」により検査されます。
この検査で異常が発見され精密検査が必要とされる場合は、血液、尿等の検査材料が採取され、精密検査が行われます。
その結果とあわせて診断し、必要な場合には家畜を一頭丸ごと全部廃棄、または疾病が認められた箇所のみを部分廃棄するといった処分を行います。それ以外のものは、合格となります。
お問い合わせ先
食肉衛生検査所
〒699-2212 島根県大田市朝山町仙山1677-2 TEL (0854) 85-8011 FAX (0854) 85-8012 syoku-ken@pref.shimane.lg.jp