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アルコール対策の普及啓発
純アルコール量について
- 一日あたりの純アルコール量を計算してみましょう。
計算式:お酒の量(ml)×(アルコール度数(%)÷100)×0.8*=純アルコール量(g)
*アルコールの比重
種類(度数) | 容量 | 純アルコール量(g) |
---|---|---|
ビール(5%) | 500ml | 19 |
日本酒(15%) | 1合(180ml) | 22 |
ウィスキー・ブランデー(40%) | ダブル(60ml) | 20 |
焼酎(35%) | 0.5合(90ml) | 26 |
ワイン(12%) | 240ml | 22 |
梅酒(13%) | 1合(180ml) | 18 |
ストロング系のお酒(9%) | 500ml | 36 |
- お酒は適量で楽しく飲みましょう。
- 週に2日は休肝日を設けましょう。
- 食べながら飲む、他人に強要しない、といったことも大切です。
飲酒に伴うリスク
- お酒による身体の病気
飲酒はもともと体に負担をかける行為です。厚生労働省は「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」という基準を、1日当たりの純アルコール量で、男性40g以上、女性20g以上と定義しています。
リスクを高める飲酒を続けていると、逆流性食道炎、慢性胃炎、痛風、肝機能障害などさまざまな疾患にかかる可能性が出てきます。
- 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の状況
島根県では、生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、男性17.1%、女性9.5%であり、男女ともに全国より高いとされています。
松江圏域においては、男性では年齢が上がるにつれ飲酒の頻度が高くなっている、女性では他の圏域に比べ、多量飲酒の習慣がある者の割合が高いとされています。
(令和4年度島根県県民健康・栄養調査より)
- アルコール健康障がい
アルコール依存症その他の多量の飲酒、未成年者の飲酒、妊婦の飲酒等の不適切な飲酒の影響による心身の健康障がいのことをいいます。
本人の健康の問題であるのみならず、家族への深刻な影響や重大な社会問題を生じさせる危険性が高いことから、社会全体でアルコール健康障がい対策を行う必要があります。
アルコール依存症は体に悪影響を及ぼすだけでなく、不眠やうつなど、心にも問題を引き起こします。一人で悩まず、保健所などで相談しましょう。
- 寝酒の問題
眠りが浅くなり、良い睡眠が取れないと言われています。そのため、日中に眠気が続くこともあります。
繰り返すと、酒による寝つきの効果が弱くなり、お酒の量が増えていくことにも注意が必要です。
- 自死やうつ病のリスクを高める
うつ病の薬とお酒を併用すると、薬の効果が弱くなり、うつ病が悪化することがあると言われています。
参考資料
お問い合わせ先
- このページの内容についてのお問い合わせ
松江圏域健康長寿しまね推進会議事務局(松江保健所健康増進課)TEL:0852-23-1314
- アルコール相談についてのお問い合わせ
松江保健所心の健康支援課TEL:0852-23-1316
お問い合わせ先
松江保健所
〒690-0011 島根県松江市東津田町1741-3(いきいきプラザ島根3階) (お知らせ) 松江保健所は平成30年4月から島根県と松江市が共同で設置運営しています。 従来、松江保健所が行っていた業務のほとんどは引き続き同じ場所で行いますが、一部取扱いが変更になったものがあります。 変更となった業務、手続きについてはお問合せください。 TEL 0852-23-1313(代表) FAX 0852-21-2770 / 0852-31-6694 matsue-hc@pref.shimane.lg.jp