社会福祉施設(入所施設)における原子力災害にかかる避難について
島根県では、社会福祉施設(入所施設)の避難計画の策定を支援するため、ガイドライン策定等の各種支援をおこなっています。
このページでは、社会福祉施設(入所施設)における「原子力災害にかかる避難計画」作成ガイドラインや避難計画の策定や見直し、避難訓練を実施する際の参考資料を掲載しています。
「原子力災害にかかる避難計画」作成ガイドライン
島根県地域防災計画(原子力災害対策編)及び原子力災害に備えた島根県広域避難計画において、社会福祉施設(入所施設)はあらかじめ原子力災害時の対応を定めた避難計画を策定することとされています。
また、県避難計画において、県は、社会福祉施設(入所施設)の計画策定が進むよう、ガイドライン策定等の支援を行うこととしており、本ガイドラインは、各社会福祉施設の計画策定を支援するため、必要な事項をまとめたものです。
各社会福祉施設においては、このガイドラインを参考とし、入所者の特性を踏まえるとともに各施設の実情に応じた避難計画を定めていただきますようお願いします。
社会福祉施設(入所施設)における「原子力災害にかかる避難計画」作成ガイドライン(pdf)
社会福祉施設(入所施設)における「原子力災害にかかる避難計画」作成ガイドライン(Word)
原子力災害時の避難について
各施設においては、避難計画作成時や1年に1度の点検時に、広域福祉避難所(候補施設)や、避難経路の確認をお願いします。
○広域福祉避難所(候補施設)一覧
・安来市に所在する社会福祉施設等(候補施設の詳細は個別にお問い合わせください。)
※複数の候補施設が記載されている場合があります。
※令和6年9月時点(原子力災害に備えた島根県広域避難計画附属資料より抜粋)
○避難経路
避難経路の確認には、島根県避難ルートマップ(外部サイト)を参考にしてください。
<参考:原子力災害に備えた島根県広域避難計画に基づく避難の形態>
社会福祉施設入所者については、避難所滞在時に特段の配慮が必要であることから、島根原子力発電所から30km圏外に設置する広域福祉避難所に一時的に避難します。
広域福祉避難所とは、社会福祉施設入所者等避難行動要支援者が避難する施設で、介護等を要する者が避難するため、一般の避難所と比較して生活環境が整った避難所です。
※島根県広域避難計画より抜粋
※島根県広域避難計画及び各市町村の広域避難計画等は、島根県原子力安全対策課ホームページからご確認ください。
避難計画の自己点検・避難訓練実施のお願い
作成をいただいた計画について、避難の実効性をより高めていくため、各施設におかれては、以下の取組みをお願いします。
(1)職員の方への説明(避難計画の配布や、各施設に配布している初動対応必携をもとに初動対応の説明を実施)
(2)定期的な訓練の実施(島根県や施設が所在する市が行う情報伝達訓練を活用するなど、1年に1度以上の原子力災害を想定した訓練を実施)
(3)避難計画の最新化(1年に1回以上、本ホームページを確認し最新情報の確認や避難計画の自己点検チェックシートを活用し、定期的な見直しをお願いします。)
原子力防災に関する情報について
原子力防災に関する情報については、島根県原子力安全対策課のホームページをご確認ください。
安定ヨウ素剤に関する情報については、島根県医療政策課のホームページをご確認ください。
お問い合わせ先
健康福祉総務課
島根県健康福祉部健康福祉総務課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 (事務室は、松江市殿町2番地 第2分庁舎4階にあります。) TEL 0852-22-5111(代) FAX 0852-27-6317 e-mail kenpuku-somu@pref.shimane.lg.jp