島根県内における定住自立圏構想への取組状況
定住自立圏構想とは、地方圏からの人口流出を食い止め、地方圏への人の流れを創出するために、中心市と周辺市町村が連携・役割分担を行い、圏域ごとに生活に必要な機能を確保するとともに、圏域全体の活性化を図ろうとするものです。
総務省では、平成20年12月に「定住自立圏構想推進要綱」を策定、平成21年4月には特別交付税措置をはじめとする財政支援措置を定め、平成21年度以降、本格的に制度の普及啓発、全国展開を図っています。
【参考】地域力創造施策の3つの大きな柱
1緑の分権改革の推進
2定住自立圏構想の推進
3過疎地域などの条件不利地域の自立・活性化の支援
定住自立圏構想の概要は、こちら
定住自立圏構想に関する総務省HPへのリンクは、こちら(外部サイト)
地域力創造施策に関する総務省HPへのリンクは、こちら(外部サイト)
本県の取組状況
平成20年7月総務省では、定住自立圏構想に取り組む先行実施団体を募集し、全国で24市22圏域が選定されました。
本県においては、松江市が中心市、安来市と東出雲町が周辺市町村として、米子市(中心市)及び境港市(周辺市町村)とともに先行実施団体に選定され、中海圏域として一体的に取り組み、平成22年3月に共生ビジョンが策定されました。中海圏域は、全国に例のない、県境をまたぐ複眼型中心市であり、全国的にも注目されている圏域です。
また、平成21年度からは先行実施団体以外の団体も取り組むことができるよう全国展開されました。
本県においては、定住自立圏構想推進要綱で定める中心市要件(人口4万人以上等)を満たす浜田市、出雲市、益田市においても取り組むこととなりました。
なお、浜田市、出雲市は合併一市圏域(広域的な合併を行った市で、合併前の旧市町村間で定住自立圏を形成するもの)として、益田市は津和野町及び吉賀町と連携して取り組みます。
結果、本県では、中心市要件を満たす全ての市において、定住自立圏構想に取り組んでいます。
圏域名 |
中心市 |
周辺市町村 |
中心市宣言 |
形成協定(方針) 締結(策定) |
共生ビジョン 策定 |
リンク |
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中海圏域定住自立圏 |
松江市 (鳥取県米子市) |
安来市 (鳥取県境港市) |
H21.4.30 |
H21.10.7 H23.3.29(変更) H24.7.4(変更) H26.8.8(変更) R6.1.9(変更) |
H22.3.30 H23.10.4(変更) H25.3.19(変更) H26.10.31(更新) H29.3.30(変更) H31.3.25(更新) R6.3.6(更新) |
|
浜田市定住自立圏 |
浜田市 |
(合併一市) |
H22.2.26 |
H22.9.22 R3.12.16(変更) |
H23.3.8 H28.8.16(更新) H29.3.8(変更) R4.3.16(更新) |
|
出雲市定住自立圏 |
出雲市 |
(合併一市) |
H22.3.23 |
H22.6.25 H23.12.22(変更) |
H22.12.3 H23.12.26(変更) H25.12.26(変更) H27.1.20(更新) H29.3.28(変更) H30.3.20(変更) H31.3.15(変更) R2.3.17(更新) R4.3.25(変更) |
出雲市HP(外部サイト) |
益田圏域定住自立圏 |
益田市 |
津和野町、吉賀町 |
H22.3.26 |
H24.7.3 |
H24.11.30 H26.2.28(変更) H29.12.5(更新) R4.8.24(更新) |
益田市HP(外部サイト) |
お問い合わせ先
市町村課
島根県地域振興部市町村課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地(県庁本庁舎4階) 電話 0852−22−5063 FAX 0852−22−5200 e-mail shichoson@pref.shimane.lg.jp