食習慣の形成のために必要なこと
問17 あなたは、次代を担う子どもの望ましい食習慣の形成のために、どのようなことが必要だと思いますか。次の中から主なものを3つまであげてください。(○は3つまで)
次代を担う子どもの望ましい食習慣の形成のために必要なことについては、「楽しくおいしく食事をすること(55.3%)」が最も高くなっており、次いで「栄養バランスのとれた食事をすること(50.5%)」、「食べ残しや食品の廃棄を減らすこと(38.8%)」、「食事の正しいマナーや作法を身に付けること(36.5%)」の順となっている。
「地場産物を取り入れた食事をすること(15.9%)」は2割に満たない。
【地域別】
「楽しくおいしく食事をすること」は、ほとんどの地区で最も高くなっている。「栄養バランスのとれた食事をすること」は、浜田地区(54.9%)、雲南地区(54.1%)で高くなっている。「食事の正しいマナーや作法を身に付けること」は、雲南地区(44.1%)で4割強と、やや高くなっている。
【市郡別】
「楽しくおいしく食事をすること」は、松江市(58.9%)、その他の市(55.6%)で最も高くなっている。郡部では、「栄養バランスのとれた食事をすること(50.7%)」が最も高くなっている。「食品の安全性について理解すること」は、郡部(27.9%)が松江市(19.8%)を、8.1ポイント上回っている。
【過疎地別】
過疎地、非過疎地ともに「楽しくおいしく食事をすること」が最も高く、非過疎地(58.9%)では過疎地(52.6%)を6.3ポイント上回っている。
【性別】
男女ともに「楽しくおいしく食事をすること」が、最も高くなっている。「食べ残しや食品の廃棄を減らすこと」は、男性(43.4%)では女性(34.5%)を8.9ポイント上回っている。「地域性や季節感のある食事をすること」は、女性(32.0%)では男性(25.0%)を7.0ポイント上回っている。
【性・年齢別】
「楽しくおいしく食事をすること」はほとんどの年齢層で最も高く、女性20歳代(68.2%)で7割弱と高くなっている。「食事の正しいマナーや作法を身に付けること」は、男性70歳以上(47.8%)、男性30歳代(45.0%)で高くなっており、女性20歳代(20.5%)で低くなっている。「自分で調理する機会を増やすこと」は、女性20歳代(45.5%)で高くなっており、男性60歳代(18.8%)では2割弱と低くなっている。
【職業別】
「楽しくおいしく食事をすること」は、ほとんどの職業で高くなっている。学生では、「栄養バランスのとれた食事をすること(70.6%)」、「食品の安全性について理解すること(47.1%)」が高くなっている。
【ライフステージ別】
「楽しくおいしく食事をすること」は、ほとんどのライフステージで最も高くなっている。「地域性や季節感のある食事をすること」は、独身期(40.9%)で4割強と高くなっている。「自分で調理する機会を増やすこと」は、家族成長後期(52.5%)で5割強と高くなっている。
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