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県外への公共交通機関の利便性

問20 あなたは、県外への移動(旅行・出張など)で利用する公共交通機関(バス、鉄道、飛行機など)を便利だと感じていますか。

 

グラフ(県外への公共交通機関の利便性)

 

問21 (不便だと感じている方に)以前と比べてどうですか。

 

グラフ(以前との比較) 

 

  

 県外への移動(旅行・出張など)で利用するバスや鉄道などの公共交通機関については、「不便だと感じている(38.3%)」が最も高く、次いで「便利だと感じている(28.9%)」、「利用しないのでわからない(28.3%)」となっている。

 「不便だと感じている」と回答した方の中で、以前に比べての評価は、「変わらない(73.0%)」が最も高く、次いで「便利になった(13.4%)」、「不便になった(12.5%)」となっている。

 

【地域別】

 「便利だと感じている」は、出雲地区(39.1%)、雲南地区(38.4%)で高い割合となっており、その他の地域では、「不便だと感じている」割合が「便利だと感じている」割合よりも高くなっている。

 以前との比較では、「便利になった」は、隠岐地区(33.3%)が高くなっているが、その他の地域では20%以下となっている。また、「不便になった」は、益田地区(23.2%)が最も高く、次いで大田地区(21.7%)となっている。

 

【市郡別】

 「便利だと感じている」は、松江市(31.3%)、その他の市(29.2%)と比べ、郡部(20.5%)の割合が低くなっている。

 以前との比較では、「便利になった」は、松江市(18.9%)が、その他の市(11.1%)、郡部(8.3%)と比べて、高くなっている。

 

【過疎地別】

 「便利だと感じている」は、非過疎地(35.6%)が過疎地(22.4%)を13.2ポイント上回っている。

 以前との比較では、「不便になった」は過疎地(17.1%)が非過疎地(7.9%)を9.2ポイント上回っている。

 

【性別】

 「便利だと感じている」は、男性(32.1%)が女性(25.7%)を6.4ポイント上回っている。

 以前との比較では、性別で大きな差はみられない。

 

【性・年齢別】

 「便利だと感じている」は、男性70歳以上(54.2%)が突出して高くなっている。「不便だと感じている」は、女性20歳代(56.0%)、40歳代(55.3%)で高くなっており、男女ともに70歳以上(男性16.7%、女性13.7%)が最も低くなっている。

 以前との比較では、「便利になった」は男女ともに40歳代(男性18.4%、女性17.5%)が最も高くなっている。

 

【職業別】

 「不便だと感じている」は、管理・事務・専門技術職(47.7%)、学生(47.4%)及び商・工・サービス・自由業(40.0%)が40%以上となっている。また、無職は「便利だと感じている(31.6%)」が「不便だと感じている(29.5%)」よりわずかに高い割合になっている。

 以前との比較では、「便利になった」は、商・工・サービス・自由業(17.5%)、農・林・漁業(17.4%)が他の職業に比べ高い割合となっている。「不便になった」は農・林・漁業(26.1%)が最も高くなっている。

 

【ライフステージ別】

 「便利だと感じている」は、高齢期II(41.3%)が最も高く、次いで高齢期I(32.0%)となっている。「不便だと感じている」は、家族成長後期(54.7%)が最も高く、最も低い高齢期II(25.0%)とは29.7ポイントの差となっている。また、高齢期I、高齢期IIは「便利だと感じている」が「不便だと感じている」より高い割合となっている。

 以前との比較では、「不便になった」は高齢期I(28.6%)、高齢期II(23.3%)が高くなっており、その他のライフステージでは、いずれも20%以下となっている。また、独身期と家族成長後期で「便利になった」が「不便になった」を上回っている。

 


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