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社会変化の認識

問2 さまざまな社会変化が生じつつありますが、あなた自身の生活を通じて特に強く感じていることがありますか。次の中から3つまであげてください。(○は3つまで)

 

グラフ(社会変化の認識)

 

 自身の生活を通じて特に感じる社会変化について、最も多いのは「子どもや若者が少なくなるなど地域の活力が低下した(45.3%)」で、次いで「さまざまな情報に接する機会や情報の量が増えてきた(42.7%)」、「豊かな老後を迎えることを重視するようになった(42.1%)」、「自然の大切さの見直しや環境保全に対する意識が高まった(31.1%)」の順になり、その他の項目は20%以下となっている。

 

【地域別】

 「子どもや若者が少なくなるなど地域の活力が低下した」は、大田地区(64.4%)のみ60%を超えている。一方、松江地区(35.4%)では他の地区に比べ低くなっている。

 また、隠岐地区は、他の地域と比べて「さまざまな情報に接する機会や情報の量が増えてきた(53.8%)」の割合が高い一方、「豊かな老後を迎えることを重視するようになった(30.8%)」の割合が低くなっている。

 

【市郡別】

 「子どもや若者が少なくなるなど地域の活力が低下した」は、郡部(60.6%)が松江市(31.3%)を29.3ポイント上回っている。一方、「豊かな老後を迎えることを重視するようになった」は、松江市(45.8%)が郡部(36.2%)を9.6ポイント上回っている。

 

【過疎地別】

 「子どもや若者が少なくなるなど地域の活力が低下した」は、過疎地(56.7%)が非過疎地(33.9%)を22.8ポイント上回っている。

 

【性別】

 「女性の社会進出が一般的なものになった」は、女性(13.3%)が男性(5.5%)を7.8ポイント上回っている。

 

【性・年齢別】

 男性では、年齢層が高いほど「自然の大切さの見直しや環境保全に対する意識が高まった」の割合が高くなる傾向があり、男性70歳以上(60.4%)は男性20歳代(20.9%)39.5ポイント上回っている。一方で、男性よりも女性の方が「豊かな老後を迎えることを重視するようになった」の割合が高くなっており、女性60歳代(62.3%)は男性60歳代(53.2%)を9.1ポイント上回っている。また、「さまざまな情報に接する機会や情報の量が増えてきた」は、男女とも年齢層が低くなるほど割合が高くなる傾向があり、男性20歳代(60.5%)は女性70歳以上(19.6%)を40.9ポイント上回っている。

 

【職業別】

 「子どもや若者が少なくなるなど地域の活力が低下した」は、農・林・漁業(64.6%)の割合が高く、学生(21.1%)とは43.5ポイントの差となっている。「さまざまな情報に接する機会や情報の量が増えてきた」は、学生(73.7%)、管理・事務・専門技術職(53.6%)が他の職業と比べ高い割合となっている。「海外旅行や輸入品の購入など外国が身近になった」は、学生(21.1%)が突出して高く、他は10%以下となっている。

 

【ライフステージ別】

 「さまざまな情報に接する機会や情報の量が増えてきた」では、家族成長後期(61.3%)が最も高く、最も低い高齢期II(27.3%)とは34.0ポイントの差となっている。また、「豊かな老後を迎えることを重視するようになった」は、家族成長後期以降のライフステージで高くなっており、40%以上の割合となっている。

 

【「社会変化の認識」の時系列推移】

 平成14年度からの傾向を時系列でみると、上位グループの「子どもや若者が少なくなるなど地域の活力が低下した」、「豊かな老後を迎えることを重視するようになった」、「さまざまな情報に接する機会や情報の量が増えてきた」は、40〜50%程度で推移している。

 「女性の社会進出が一般的なものになった」は相対的に減少傾向がみられるが、「多様なライフスタイルが認められるようになった」については、ここ4年間で増加傾向にある。

 

経年変化(社会変化の認識)


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