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県外への公共交通機関の利便性

問24 あなたは、県外への移動(旅行・出張など)で利用する公共交通機関(バス、鉄道、飛行機など)を便利だと感じていますか。

グラフ(県外への公共交通機関の利便性)

問25 (不便だと感じている方に)以前と比べてどうですか。

グラフ(以前との比較) 

 

 県外への移動(旅行・出張など)で利用するバスや鉄道などの公共交通機関については、「不便だと感じている(35.6%)」が最も高く、次いで「便利だと感じている(32.1%)」、「利用しないのでわからない(29.8%)」となっている。

 「不便だと感じている」と回答した方の中で、以前に比べての評価は、「変わらない(69.0%)」が最も高く、「便利になった」と「不便になった」の割合は同率で、15.4%となっている。

 

【地域別】

 「便利だと感じている」は、隠岐地区(43.3%)、出雲地区(42.0%)、松江地区(35.3%)で高い割合となっており、その他の地域では、「不便だと感じている」割合が「便利だと感じている」割合よりも高くなっている。

 以前との比較では、「便利になった」は、隠岐地区(36.4%)が高くなっているが、他の地域では20%以下となっている。また、「不便になった」は、大田地区(32.3%)が最も高く、次いで益田地区(27.7%)となっている。

 

【市郡別】

 市郡別では大きな差はみられない。

 以前との比較では、「便利になった」は松江市(21.6%)が、その他の市(13.7%)、郡部(10.9%)に比べ高くなっている。また、「不便になった」は郡部(21.9%)、その他の市(15.8%)が松江市(8.2%)に比べ高い割合となっている。

 

【過疎地別】

 「便利だと感じている」は、非過疎地(38.8%)が過疎地(24.3%)を14.5ポイント上回っている。「不便だと感じている」は、過疎地(41.9%)が、非過疎地(30.3%)を11.6ポイント上回っている。

 以前との比較では、「不便になった」は過疎地(21.3%)が非過疎地(7.5%)を13.8ポイント上回っている。

 

【性別】

 性別では大きな差はみられない。

 以前との比較でも、性別では大きな差はみられない。

 

【性・年齢別】

 「不便だと感じている」は、男性では30歳代(53.1%)が最も高く、次いで40歳代(48.6%)となっている。女性では40歳代(49.3%)が最も高く、次いで50歳代(44.7%)となっている。

 以前との比較では、「便利になった」は男性60歳代(25.0%)と女性50歳代(20.0%)が20%以上となっている。「不便になった」は男性70歳代(38.9%)、女性60歳代(26.5%)、男性50歳代(23.8%)の順となっている。

 

【職業別】

 「不便だと感じている」は、管理・事務・専門職(48.8%)、学生(45.5%)、技能・労務職(41.1%)が40%以上となっている。農・林・漁業、商・工・サービス・自由業、無職は「便利だと感じている」が「不便だと感じている」より高い割合になっている。

 以前との比較では、「便利になった」は、農・林・漁業(33.3%)が他の職業に比べ高い割合となっている。「不便になった」は学生(20.0%)が最も高くなっている。

 

【ライフステージ別】

 「便利だと感じている」は、高齢期I(42.3%)が最も高く、次いで高齢期II(40.2%)となっている。「不便だと感じている」は、家族成長後期(53.3%)が最も高く、最も低い高齢期I(16.7%)とは36.6ポイントの差となっている。

 以前との比較では、「不便になった」は高齢期I(46.2%)が突出して高い割合となっており、その他のライフステージでは、いずれも20%以下となっている。また、「便利になった」は、すべてのライフステージで20%を下回っている。

 


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